TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

・・・人妻ゆゑに我恋ひめやも

紫のにほへる妹を憎くくあらば人妻ゆゑに吾恋ひめやも (大海人) 「吾恋ひめやもの吾の読みで一般のルビは、ワレとなっています。先日、銀座の書店で、これをアレとひらがなで書いたプロの先生がいたので気になってます。アレでも良いのでしょうか?」とい…

喫煙と嫌煙に思う!

19歳で大学生になって喫煙を覚えた。今から思うと煙を肺の奥まで吸入はできなかったが生意気にお酒を飲んだりすると煙草をよく吸った。夜中に煙草を求めて自動販売機に走ったこともあるから立派な喫煙者だった。結婚して27歳で長女が生まれてからも喫煙習慣…

私の「医人」たちの肖像― (4) 西岡久壽彌さんと非A非B型肝炎ウイルス

(77) 私の「医人」たちの肖像― 西岡久壽彌さんと「インタビュー「急ピッチで進むⅭ型肝炎対策」 ~1990年1月24日 C型肝炎ウイルス(HCV)が、血液を媒介として感染することが分かると、喫緊の課題はその防止対策だった。それに迅速に対応したのが、東京広尾…

「私のC型肝炎物語」第1章:非A非B型肝炎ウイルスからC型肝炎ウイルス(HCV)へ―(2)非A非B型肝炎ウイルス発見(米カイロン社)1988

(2)「私のC型肝炎物語」 第1章: 非A非B型肝炎ウイルス(NANB)からⅭ型肝炎ウイルス(HCV))へ― 非A非B型肝炎ウイルス発見(米カイロン社): 1988年 1988年1月7日に私は満41歳になった。東京文京区本郷にある医学書院発行の「週刊医学界新聞」の記…

「新潮45」が休刊へ!

「新潮45」の休刊を発行元の新潮社が決めたとの報道が昨日あった。いま手元に雑誌の7月号がある。この雑誌を若葉台の稲城図書館で借りて読んできた。一つの記事(論文)が短いのと執筆者が比較的若手でハッキリ主張する書き方が多いので「へえこういう見方も…

「私のC型肝炎物語」第2章:晴天の霹靂―(1)なたはC型肝炎ウイルス(HCV)のキャリアです! 東京逓信病院の人間ドックで偶然に!

(1)「私のC型肝炎物語」第2章:晴天の霹靂― あなたはC型肝炎ウイルス(HCV)のキャリアです! 東京逓信病の人間ドックで偶然に! 1998年(平成10年)1月7日の誕生日で私は満51歳になった。この年は私にとって大きな転換期であった。勤務先の1993年春の人…

私の「記憶と学習」再考!

忘れをれば ひょとした事が 思い出の種にまたなる 忘れかねつも (啄木) 「認知症というのは忘れられない病なんだよ」。仕事でお世話になった神経内科のMI先生がかつて言われたのが印象に残る。認知症はまず物忘れがひどくなることから周りの者が気がついた…

私の「医人」たちの肖像―(18)長谷川和夫さん①と座談会「痴呆の基礎と臨床」~1982年10月

(18) 長谷川和夫さん①と座談会「痴呆の基礎と臨床」 ~1982年10月 長谷川和夫さんには1982年の秋ころに、初めてお目にかかった。そのころ私が従事していた「週刊医学界新聞」で1983年新年号企画の一つとして、「痴呆の基礎と臨床」という座談会(石井 毅・亀…

トイレ考!

今日もトイレ掃除をした。週に2回―原則として水曜日と土曜日の朝9時から2個所の掃除に40分くらいを費やす。63歳で定年退職をして呑気に自分史を纏める準備をしていたら、何の因果か2015年(68歳)の夏に連れ合いのBさんが倒れた。その時からトイレ掃除は私の…

『菊と刀』に触発され『ビルマの竪琴』へ

日本PENクラブの電子文藝館に竹山道雄「外国人の日本文化批判(抄)―日本人は何故こうも誤解されるのか―」を収載するかどうかを決めるために読んで欲しいと依頼され読んだ。この作品は『主役としての近代』(1974年、講談社学術文庫)に収載されている。竹…

浮世床って・・・いいね

床屋に行ってきた。前回は7月6日だったので2か月半ぶりだ。開店時間の10時に電話して10時45分から予約を入れた。少し遅れて着いたのは10時50分だった。少し待って11時から洗髪が始まり散髪、髭剃りと調髪と進み11時35分には終了した。これで1680円なりだ。理…

ただ生きると善く生きる!

「ひとはただ生きるのではなくより善く生きることが大切なのだ」という文章を読んで、「そうなのか!」と思った。10年くらい前に雑誌「新潮45」に池田晶子という哲学者と陸田真志という死刑囚の往復書簡が連載されていて時々読んでいた。その中で池田晶子さ…

八月に「八月の光」を読む!

もう9月も後半なのだがテーマが浮かばないので8月のことを書くことにした。 この八月箱根にウイリアム・フォークナー作「八月の光」を携えて行き3日間で読了した。1949年にノーベル文学賞を受賞しているこの作家の作品を漸く紐解いたのは、図書館の返却棚で…

父のごと秋はいかめし

父ののごと秋はいかめし 母のごと秋は懐かし 家持たぬ児に (石川啄木「一握の砂」) 昨日の夕方合気道の稽古の帰り道で白い彼岸花を見つけた。彼岸花は毎年同じ頃に同じ所に咲く。ではと,昨年咲いていた別のところの観測に行くと,真っ赤なのと白いのが咲き…

私の温故-(1)歩く

歩く ―這えば立て、立てば歩けのー あるく えきまであるく 池袋の地下道をあるく あるく 本郷の街をあるく あるく 何のためにあるく 勤め先に着くためにあるく あるく 何のために何処へ そんなことを問わずに あるく 跳ばずにあるく 心がとばない 筋肉がはず…

売れぬなら・・・

昨日は「街の本屋が消えた・・・」のテーマで思いを述べた。 本日の朝日新聞の夕刊に「本―売れぬなら・・・」という記事がでていた。その記事には、東京の「ミシマ社」の社長自らが京都にある同社の京都オフィスの面々と大阪梅田にある紀伊国屋書店梅田本店…

街の本屋が消えた!

街の本屋が消えた。駅前の本屋がなくなった。 新百合が丘よお前もか!柿生、百合ヶ丘に次いで、地元新百合ケ丘も駅前書店がすっかり消えた。駅ビル二階の本屋は数年前に閉店し、残るは少し離れたエルミロード中の有隣堂のみとなった。このことを今年の6月頃…

星野富弘詩画展に行ってきた!

「星野富弘 花の詩画と粘土細工の花・野草アート展「が新百合ヶ丘駅近の21ビルで開催されており観てきた。星野さんは群馬県勢多郡東村の生まれだ。私は群馬県多野郡入野村の生まれ。かつ星野さんは1946年4月生まれ、私は1947年1月生まれなので同学年なのだ。…

虫も殺さぬあるいは虫も殺せぬ!

Gは群馬県多野郡吉井町入野村という田舎生まれだ。数年間に高崎市に合併されて今は高崎市になっている。近くに日本三碑があるのと隣の富岡市にある旧富岡製紙工場が世界遺産に登録された余波で脚光を浴びている。Gの生まれて育った戦後間もない頃の唯一の産…

私の「医人」たちの肖像― (139) 樋野興夫さんと「癌哲学外来」~2008年

(139)樋野興夫さん③と「がん哲学外来」~2008年 「がん哲学外来」って何だろう。白衣は着ないしカルテもない。病気に関する悩みをひたすら聞く「外来」だ。樋野興夫さん(順天堂大学教授 病理・腫瘍学)が、2008年に始め、大学病院や喫茶店などさまざまの…

さりげなく言いし言葉は・・・

「さりげなく 言いし言葉は さりげなく君も聴きつらむ それだけのこと」 (石川啄木『一握の砂』より) 勤めていた出版社を定年になる機会に先輩から推薦されて「日本ペンクラブ」に入会し電子文藝館の委員に就任した。電子文藝館では著作権の切れたあるいは…

「家族という病」について

冒頭から引用だ。 「・・・・夫はさして変わらぬ状態で寝ていた。その顔を見てしみじみと思った。『この人、顔が変わった。いつ変わったんだろう。こんな優しい顔をしている人だったんだ』一週間どころか、何十年も見たことのない表情だった。長女や私を睨み…

詩人の恋

朝日新聞にいま連載されいる「語る―人生の贈りもの―詩人 谷川俊太郎」を興味深く読んでいる。(2018年9月6日、7日) 谷川俊太郎と言えば哲学者/谷川徹三の息子で若くして「二十億光年の孤独」を書いて輝いた詩人の中の詩人だ。この連載の9回目に次のような記…

小田急線の狛江駅にて

小田急線の狛江駅近の居酒屋で行われた旧勤務時代のOB有志の会に参加した。狛江駅は典型的な私鉄沿線各駅停車駅だった。だったというのは今年の3月の改正ダイヤで初めて準急が停車するようになった。新宿から30分~35分位だろう。 会場は「庄屋グループ」の…

北海道地震

本日の未明午前3時過ぎ北海道胆振地域を震源として震度7の大地震が発生した。本日も午前7時過ぎに呑気に目覚めてテレビをつけて地震発生を初めて知った。一昨日か昨日の台風21号の被害の酷さに自然の脅威を痛感していたその消えやらぬ間に再び大きな自然災…

私の「医人」たちの肖像―(1)菊地臣一さんと脊柱管狭窄症

(1) 私の「医人」たちの肖像― 菊地臣一さんと脊柱管狭窄症 2018年9月5日: 「この道を泣きつつ我の行きしこと 我がわすれなば たれか知るなむ」 (田中克己) 昨日は「脊柱管狭窄症」のことに触れた。私がかつて医学系の出版社で働いていたことを知った友…

「脊柱管狭窄症」のこと

合気道の仲間の一人が脊柱管狭窄症を発症して痛みに苦しんでいる。私がかつて医学系の出版社で働いていたのを聞いて相談のメールを貰った。彼からの相談メールによると脊椎の3番、4番、5番が潰れていて,しい痛みがあり歩行も辛いとのことだ。最初は2015年に…

眼科受診

齢65歳を超えると何やかやと医院病院通いが増えてくる。増えてくるどころか仕事のようになってくる。病院の受付近辺でよく見かける顔がみえないと、「あの人どこか調子がわるいのかな?」と心配になったりする。笑い話のような本当の話である。 前回は7月26…

いいこと日記―9月最初のブログ再開

2018年8月28日、29日は御殿場のYMCA東山荘に泊まった。翌30日、31日は仙石原のミスティインに泊まった。避暑のために行ったのに台風の影響もあり箱根も曇り日であった。後半の宿のミスティインはリゾートホテルであるが、40数年前に建てられたリゾートマンシ…