TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

緑と道の美術展!

私の住む川崎市麻生区黒川の山中や近隣田圃の畦などに何やら物体オブジェクトが置いてある。石やピラスチック、錆びた鉄材、板切れ、布切れ等、材料は多種多様である。これは地域の美術工芸家や多摩美術大学の学生やらいろんな人たちが4年前から始めた。そ…

ファシリティードッグのことを知った!

入院中の子どもたちに寄り添い、手術室にも同行するー。病院で母親も入れない手術室に同行して子どもの支えになる。「ファシリティードッグ」という。府中市にある東京都立小児医療総合医療センターでは一頭の犬が常勤の医療スタッフとして働いている。2歳の…

私の「医人」たちの肖像― (1) 日野原重明さん①と「よど号ハイジャック事件」~1970年3月31日(火)

(1)日野原重明さん①と「よど号ハイジャック事件」~1970年3月31日(火) ハイジャック事件が起こった。一九七〇(昭和四五)年三月三一日(火曜日)、午前七時三三分、羽田発板付空港(現・福岡空港)行き日本航空三五一便が富士川上空を飛行中に、日本刀・…

11月19日は「国際男性デー」なんだって! 

11月19日は「国際男性デー」なのだと新聞の記事で知った。この日のことは余り人口に膾炙していないと思う。記憶と記録のために私のブログに取り上げた。 1999年、男性や男の健康、男性のロールモデルなどに目を向け、ジェンダーの平等を促す日としてカリブ海…

「日録」を書く!

先日から、梯久美子さんの「狂うひと」を読んでいる。まだ、「第一章 戦時下の恋」まできたところだ。途中だが印象深い記述を引用しながら書いておきたい。 <島尾は物語を構築することに興味のない作家だった。筋のある文章は彼にとってはひどく退屈なもの…

しらふで生きる!

風邪が治らない。禁酒2日目だ。夕食時に酒類を飲まないと食事時間がかかる。矛盾するようだが口が寂しいので咀嚼に時間をかける。食物をひたすら噛んで自然に嚥下が起きるのを待つ。こうすると食事に時間がかかるだけでなく嚥下と同時に吸収され満腹感が生じ…

気になる「本」―町田 康『しらふで生きる』

町田 康『しらふで生きる―大酒飲みの決断』の広告をみて読みたくてしかたない。本屋には行ってない。新刊なのでネットで見ても新刊しかないので高くて買えない。そこでネットで幻冬舎のホームページで概要をつかんだ。著者の町田さんは30年間酒を飲んできた…

男と女の間には・・・!

「男と女の間には 深くて暗い 川がある・・・・」 というセリフの歌があったと思う。好きで歌ったこともある。先日、日本ペンクラブの電子文藝館に、山本晋也さんの「風俗という病い」の第3章の一部(抄)「歌舞伎町のネオンと世情」を掲載するにあたりその…

映画「レディ・マエストロ」を見た!

本日は朝から雨だったので車で新百合ヶ丘のアルテリオ映像館に朝から行った。 女性が指揮者になるという「夢」をみることさえ許されなかった時代に自らの手でその夢をつかみとったブリコの半生を辿る実話だ。舞台は1926年のニューヨーク。オランダからの移民…

図書館のある街に住む幸せ!

すっかり秋も深まり寒くなってきた。久しぶりに風邪をひきかけている。それでも妻が稲城市立図書館まで行きたいというので散歩を兼ねて同行した。目的は12月に予定している久米島への旅案内を捜すためだった。アイプラザの図書館で借りていた本を返して返却…

合気道は会いなり

合気道のSE師範の稽古に参加してきた!師範の合気は当たり結びを旨とした反応の技である。

映画「人生をしまう時間(とき)」を観てきた!

映画「人生をしまう時間」は外科医がたどりついた最後の医療現場だ。それは「在宅」の終末期医療だった。その外科医はかつて東大病院の外科医であった小堀鴎一郎医師である。この小堀さんは作家で医師の森鴎外の孫である。消化器外科医として東大第一外科医…

永井荷風と森鴎外

千駄木で大学時代の友人のBと会い一緒に文京区立森鴎外記念館を訪れた。折よく永井荷風と鴎外という企画展をやっており観てきた。荷風が十七歳年長の鴎外を文学の師として尊敬し交流があったことも初めて知った。

私の「医人」たちの肖像―(126)大谷藤郎さんとインタビュー「らい予防法の見直しと行政・医学の責任」 1996年3月

(126)大谷藤郎さんとインタビュー「らい予防法の見直しと行政・医学の責任」1996年3月 「らい予防法廃止の歴史」と言えば、大谷藤郎さんを想い起す。大谷さんは何回か講演をお聞きしたほか、勤務していた医学書院の雑誌「病院」や「公衆衛生」のインタビュ…

ハンセン病家族補償法成立

ハンセン病元患者の家族に対し一人あたり最大180万円の補償金を支給する補償法と改正ハンセン病問題基本法が、11月15日に参議院本会議で全会一致で可決され成立した。22日にも施行され、早ければ来年1月末に補償金の支給が始まる。この機会にハンセン病の歴…

骨髄移植と骨髄バンクを考える!

慢性骨髄性白血病の治療法に骨髄移植がある。骨髄を移植することによって体内で新しい造血が始まることによって患者は救われる。患者がAB型の血液であってO型のドナーから提供を受けて骨髄移植治療が行われると血液型はO型に変わる。まさに身体の不思議なメ…

廃用症候群ってなんだ?

人間の身体も脳も何もかも使わないとだめになるようだ。それを英語で″Disused Syndrome”という。日本語では廃用症候群という。要するに「使った方がいいよ」ということだ。例えば、国際宇宙に長期間滞在した飛行士が地球に帰還すると直ぐには歩くことができ…

小説及び映画「長いお別れ」

映画「長いお別れ」の原作者の作家中島京子さん(55歳)のことを新聞で読んだ。(2019年11月13日 朝日新聞夕刊)。 この記事のタイトルは、「連続性とおかしさ 父との日々」というものだった。「連続性」という言葉に惹かれた。認知症の専門医であった長谷川…

私のC型肝炎物語」第7章:マヴィレット治療への挑戦―(41) マヴィレット服薬終了後 1年と6カ月: 血小板が増えてきた!

(41) 私のC型肝炎物語」 第7章: マヴィレット治療への挑戦― マヴィレット服薬終了後1年と6カ月:血小板が増えてきた! ■4週間振りの東大病院(DM内科)受診日■ 2019年11月12日(水): 本日は27日ぶりの東大病院受診日である。糖尿病(DM)の受診であるが…

映画「閉鎖病棟」と原作者の帚木ほうせいのこと

鶴瓶主演の閉鎖病棟をイオンシネマで観てきた。この重い映画はずっしりと応えた。映画は主演の鶴瓶の好演が光った。あの何ともいえぬ笑顔は憎めない。その一方で言葉が少ないと人間の心の病みを表現することができる稀有な俳優でもある。 原作は帚木ほうせい…

「朝日歌壇」を読んで!

「歌が好きだが、歌が作れない。」これが情けなくも僕の姿なのだが、ずっと歌詠みにはあこがれて来た。 「牛飼いが歌読む時に世の中の新しき歌大いに起こる」(伊東左千夫)この歌はたぶん中学か高校の国語の教科書にのっていたのだと思う。歌人の伊東は「牛…

令和天皇即位の日に顔振峠を越えた!

今年も西武線吾野駅から顔振峠を越えて黒山三瀧まで歩いた。折しもその日(11月9日)は令和天皇の即位を祝う「国民祭典」の祝賀式典が皇居前広場で開かれた。11月なのに暖かい穏やかな日であった。小春日和と言うらしい。 朝の6時20分に起きて簡単にリンゴと…

映画が繋ぐか老夫婦の絆?!

昨日は川崎市の映画館アルテリオ映像館で「プライベート・ウォ―」を観て来た。今年私たちが見た映画のベスト3に入る良い映画であった。実在の戦場ジャーナリストである英国サンデー・タイムズの記者メリー・コルヴィンの物語である。メリーは2001年スリラン…

「予防接種」を考える!

去年に続き今年もインフルエンザ予防接種を受けた。接種は川崎市麻生区栗木台のかわぐクリニックで受けて来た。川崎市で高齢者にインフルエンザ予防接種を奨めている。市の補助が出ているのだろう。接種費用は2300円だった。今回は「インフルエンザ637ーAデ…

「子宮移植」ってなに?

<子宮移植「認めてよい」36%>という見出しの記事を朝日新聞夕刊(2019年11月6日)で読んだ。凄い記事だ。移植医療はここまで来ているのだと知った。興味を惹かれたので記録と記憶として取り上げる。 子宮がない女性に他人の子宮を移植して出産につなげる…

10月の大腸内視鏡検査結果

2019年10月15日に受けた大腸内視鏡検査結果を聞くために昭和大学横浜北部病院の工藤進英さんの受診を受けてきた。10月の検査の折にポリープの切除はなかっったので心配はしていなかった。9月3日に事前採血をした折の検査結果表をいただいた。中性脂肪が230と…

秋の茅野に遊ぶ

朝7時発で21時35分着という日帰りバス旅に参加してきた。新百合ヶ丘から稲城市坂浜を抜けて調布から中央高速に乗り10時過ぎには茅野の長円寺についた。もみじが既にすっかり紅葉して見事であった。この寺には石仏百体観音があり拝観することで全国の寺を詣で…

文化の日に秋の叙勲について思ったこと!

今日は文化の日である。秋の叙勲の記事に接した。在職中には文化の日に医学関係の方が叙勲されると祝電を打った。そのくらいの関心しかなかった。今年は4249人が受章した。叙勲は70歳以上の方が対象のようだ。新聞に泉ピン子さん、永田和宏さんの受賞コメン…

平安の処方箋 令和に再び

「平安の処方箋 令和に再び―日本最古の医薬書 新たな現代語訳進む」という興味ある記事が今日の朝日新聞夕刊にでていた。私のこのブログは、自身の健康管理の記録や通院記録そして広く医学・医療の話題を拾っている。上記の新聞記事も記録と記憶のために引用…

里山歩きと水分補給に思う!

本日は山歩きの会(「三歩会」)の例会で、小田急線の秦野から震生湖、頭高山の麓まであるいてきた。午前10時に秦野駅に集合した。ゆっくりと歩いて震生湖には11時30分くりあについた。途中、秦野盆地の湧水群をみたいして穏やかな温かい秋の散策を楽しんだ…