TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

気になる本『ひとりも死なせん』(長尾和宏)と『呼吸五輪書―高岡英夫の総合呼吸法大全』(高岡英夫)のこと

興味深い本の広告が出ていた。一つは、『ひとりも、死なせん』という、医師の長尾和宏さんの本だ。長尾さんは、たくさんの本を書いている。「コロナ禍と闘う尼崎の町医者、551日の壮絶日記」という宣伝文句が載っていた。長尾さんは町医者と知った。「早期診…

妻のY子がスマホデビューした

2021年12月21日に私のスマホを買い換えた。今回で4回目である。2010年に最初のiPhone3を本郷3丁目にあったSoftbankで購入した。爾来、11年が経過したが、私のスマホ利用は余り進展していない。しかし、「5G時代」に乗り遅れないために買い替えたのだ。不用に…

「世の中には二種類の人間がいる。『カラマーゾフの兄弟』を読破したことのない人と、読破したことのない人だ。」

「世の中には二種類の人間がいる。『カラマーゾフの兄弟』を読破したことのある人と、読破したことのない人だ。」 こう書いたのは、作家の村上春樹さんだという。村上春樹も、車谷長吉さんも、小島信夫さんも、カラマーゾフを読破したひとだ。遠藤周作さんは…

オミクロン株対策シンプルに

2021年12月14日(火)に、久し振りに糖尿病内科を受診した。主治医の医師が、「オミクロン株は新型コロナウイルスの変異のなれの果てだからこれで終息に向かう」といった先生がいるとのことだった。オミクロン株がは、感染の効力が高くて広がりが早いが、感…

気になる本『ケンブリッジ大学・人気哲学者の不の講義』(日経BP)の広告からに触れて

「科学はやがて、死を克服できるのか。文化・芸術から医学や遺伝子工学まで最新の知見を網上げて、人類史の謎に迫る知の冒険」というキャッチフレーズがでていた。 スティーヴン・ケイヴさんという人の書いた本だ。本屋でみて、読み通しできそうだったら図書…

<孤独・孤立対策へ24時間支援―政府が重点計画>の記事を読んで思ったこと

「孤独・孤立対策へ24時間支援―政府が重点計画」とう興味深い記事が朝日新聞朝刊(2021年12月29日)に出ていた。この記事を機会に孤独・孤立についえ考えてみたい。 思えば私は孤独な人で、何時も孤立していた。さびしい男だ。作家の五木寛之さんの『孤独の…

気になる本『整える習慣―心も体も楽になる』(小林弘幸)が広告にでていたので思うこと

『整える習慣―心も体も楽になる』の著者の小林弘幸さんは、順天堂医院の内科医であると思う。精神科医ではない。この本は、「身の回り」「時間」「人間関係」「メンタル」を整える「ハウツー本」のようだ。名医直伝、自立井神経を整える,108の行動術という…

朝日俳壇と歌壇を読む

歌壇の選者の一人の稲畑汀子さんが退任するんだという。 今週の俳壇かあら、お気に入りを探した。<力抜く残る紅葉に触るる風(高松市 渡辺全子)>⇒稲畑汀子選<男でも女でもなし案山子かな(今治市 横田青天子)>⇒高山れおな選<冬の蠅飽くなく日向貪りぬ…

『黄金の女たち―私の作家遍歴Ⅰ』(小島信夫)を読み始めた

北大露文の旧友RBが2021年12月20日に亡くなった。余りにに早い退場に言葉がない。75歳だった。 『黄金の女たち―私の作家遍歴Ⅰ』(小島信夫)を読み始めた。本を読みながら、「過ぎ越し日々」を想いながら過ごしたい。小島信夫の『私の作家遍歴Ⅰ〜Ⅲ』は、雑…

飲む中絶薬 承認申請 英企業が厚労省にーWHOが推奨

男の不妊治療の話題を最近は屡々きく。かつては不妊jは一方的に女性に帰せられていた。嫁して子無きはされ、のような話も聞いた。また、最近はLGPTによる性転換がある一方で、子宮移植のも現実にある。こんな話は人間だけのものだろう。犬や猫や猿や猪でもも…

エイズウイルス消すワクチン 5年以内に治験構想

エイズが死に至る病として登場したのは1981年だった。あれから40年がたった。エイズ 死の病 脱し完治へ研究 という興味深い記事が朝日新聞朝刊 12月22日に出ていた。記憶と記録のために纏めておく。 1990年中頃に、満屋裕昭さんにより抗HIV薬AZTが再発見され…

気になる本 井桁貞義 伊東一郎編 ドストエフスキーとの対話

ドストエフスキーとの対話 という本を井桁貞義さんと伊東一郎さん編で出た。創作背景から作品受容の諸相まで多角的に迫る生誕200年記念論集とのことだ。水声社から6600円だ。この本はたくさんのドストエフスキー好みの論が集められているんだろう。

モデルナ製 新型コロナウイルスワクチン接種 オミクロン株抗体「37倍に」

3回目の新型コロナウイルスワクチン接種をブースターというらしい。日本でも、医療従事者を初めとして、3回目の接種が始まった。後期高齢者の私の場合も、来年の2月頃には3回目接種の案内が来るだろう。 新型コロナウイルスのワクチンについて、米国のバ…

気になる本『脳を最大限に活かす 究極の運動療法』(久賀谷 亮)の広告を見つけた

『脳を最大限に活かす 究極の運動療法』(久賀谷 亮)のエクササイズ監修を中野ジェームス修一さんが行っている。中野さんは理学療法士ではなかったろうか?この本のキャッチコピーは以下のようだ。 <なぜビジネスエリートは運動を欠かさないのかーー。瞬発…

今日の記憶、群馬の記憶、私の記憶―高崎高校の想い出から

先日、高崎高校同窓会報(2021 NO.55)が届いた。同窓会と言えば古い懐かしい記憶でしかない。といえばそれまでだが、興味深い記事があったので、記憶と記録のためにここに纏めておきたい。 「私の仕事」というコラムで、内山 充さん(上毛新聞社社長、主筆)…

朝日歌壇と俳壇を読む

<二駅をさざめきたりし園児らの去りし車輛のほのかに温し(久留米市 塚本恭子)>⇒佐佐木幸綱選: 近くに保育園があり、ときどきお散歩中の列に出会う。暫くみとれてしまう。「さざめきたりし」という情景が目に浮かぶようだ。 <あるけないあるきたくない…

インスリン発見100年なんだ―11月14日は世界糖尿病デーに血糖値維持について思うこと

100年前の1921年にインスリンが発見された。この日に、「世界糖尿病デー15周年記念―糖尿病治療最前線」が開催された。この折の記録が、朝日新聞の広告特集に出ていた。二つの講演と、パネルディスカッションが行われた。 講演では、清野裕さんが「糖尿病とと…

気になる本『ちょうどいい孤独』(鎌田 實著)に触れて

鎌田さんといえば、養父母に育てられ、東京医科歯科大学を出て医師となり、諏訪中央病院の院長を長年にわたり勤めた。諏訪中央病院は、東大闘争の闘士のの今井澄さんが院長をしていた。その後任として、1988年に鎌田さんが院長になり病院を立て直したようだ…

久しぶりに良い本を読んで思うこと 『わが歩みし精神医学の道』

良い本を読んだ。『わが歩みし精神医学の道』(内村祐之)を昨日、読み終えた。良い本を読んだ。この本を読みながら、 「学問の静かに雪の降るは好き」 (中田瑞穂) を想い起した。学問に一生を捧げたひとの姿は美しく、私には羨ましく思える。 「年老いて…

EUがコロナ飲み薬 緊急使用容認

新型コロナウイルスに対する飲み薬の容認が相次いでいる。「飲み薬」ということは使いやすさという点では歓迎される。記憶と記録とのために新聞記事から紹介しておきたい。 EU(欧州連合)の専門機関、欧州薬品庁(EMA)は、12月16日、米国ファイザーが開発し…

できるか日本の新型コロナウイルスワクチン

「武田、ワクチン国内製造申請 ノバックス製 来年初頭の供給を目指す」という記事が朝日新聞朝刊(2021年12月17日)に載っていた。漸くとの感が強い。興味を惹かれたので概要を紹介しておきたい。 <武田薬品工業は、12月16日、米国のバイオ企業ノババックス…

内村祐之『わが歩みし精神医学の道』(みすず書房)を横総病院の脳神経センターで読む

乏しい人生経験しか持っていない私には人生を楽しむという術がない。しかし、本を読む喜びは知っている。もしかしたら、この喜び・慶び・歓びを持っている価値は大きいのだと思う。世には万巻の書物がある。 さて、家内の脳神経センターでの受診と会計が済ん…

新型コロナウイルスのオミクロン株を世界77ヵ国で確認

昨日は、持病の糖尿病の管理のために二カ月ぶりに受診をした。若い主治医は半袖のシャツ姿で元気に診療にあたっていた。幸いににも、HbA1cが7.3で、前回よりも0.1下がったので、治療方針は従来で良くなった。この若い医師も、検査結果の数値のみで判断…

糖尿病外来を2カ月半ぶりに受診して思うこと

糖尿病はやはり現代の贅沢な病だろう。粗食な余りにも粗食に育ってきた私がなんで糖尿病になんかなったのだろう。まだ十代の終わりの頃から、A型肝炎に罹った。18歳のの春だった。もしかしたら、あれは肝炎ではなかったのかもしれない。乳児の頃から野菜とお…

「狐狸庵」「マンボウ」未公開日記を出版

<「狐狸庵」「マンボウ」未公開日記を出版>という、見出しの記事が朝日新聞(2021年11月29日)に出ていた。興味があったので、古い新聞から概要を紹介しておきたい。 「狐狸庵」といえば、言わずと知れた遠藤周作さんだ。ペンクラブの会長までやった遠藤さ…

朝日俳壇と歌壇を今日も読む

「小春日や神と仏と人間と(新宮市 中西 洋)」⇒長谷川 櫂選「小春日やふらりおりたる無人駅(明石市 上野景子)」⇒大串 章選 ⇒「小春日」は秋の季語だろうか?「牧水を口ずさみつつ注ぐ新酒(秩父市 浅賀新太郎)⇒大串章選⇒「白玉の・・・」と口ずさみなが…

興味深い医学記事から―コロナ患者9割近く血小板の塊 重症者ほど多い傾向

「コロナ患者9割近く血小板の塊 重症者ほど多い傾向」という見出しの記事が、朝日新聞朝刊(2021年12月10日)に出ていた。興味深いので、記憶と記録のために、引用してまとめておきたい。 血小板とは、血液の中にあり凝固作用をもっているものである。慢性…

内村祐之「わが歩みし精神医学の道」と親ガチャを考える

箱根滞在の2日目は、ビジターセンターに車を置いて、周辺の湖尻園地を散策した。芦ノ湖西岸の湖尻水門から深良水門までを40分くらいをかけて歩いた。途中に湖尻峠へ登る道もあったが、Yさんの体力を考えて断念した。3時30分にには今回の宿舎のヴァーク…

句集 シンジケート と 内村祐之 を携えて 箱根 ヴァーク スイート に来た

箱根に3回目にきた。1〜3、5〜6、9〜11と8日間は箱根にいる。今回は、麻生図書館に途中で寄って、内村祐之の「わが歩みし精神医学の道」を借りてきた。 箱根に着いて一休みして温泉に入ってから缶ビールを開けた。早速、「シンジケート」を読んだ。この本は…

ソトロビマブ 英製薬大手グラクソ・スミスクライン 「オミクロン株に有効」と発表

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は、12月7日、新型コロナウイルス感染症の治療薬ソトロビマブが、変異株であるオミクロン株にも有効だと発表した。 グラクソ・スミスクラインといえば、エイズ治療薬のAZTを開発したバローズ・ウエルカム社が名称を…