TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2022-05-19から1日間の記事一覧

『暗夜行路』(志賀直哉)を読んでいるのだが退屈してきた

『暗夜行路』の、「序詞(主人公の追憶)」は、結構、興味深い。こういう書き出しだ。 <私が自分に祖父のある事を知ったのは、私の母が産後の病気で死に、その後二月ほどたって、不意に祖父が私の前に現われて来た、その時であった。私の六歳の時であった。…

『小説の読み書き』(佐藤正午)を読みながら考える

『暗夜行路』と『復活』を並べて交互に読んでいる。その合間に、町田康さんの『しらふで生きる」の三回目に取りかかっている。というより、節酒のエネルギーを町田さんの本から頂いている。 <昨年(2003年)、「読者が選ぶ(私の好きな岩波文庫)」よ題した…