TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『老年期のバイブル続々』(和田秀樹さん、62歳)のこと

『老年期のバイブル続々』という見出しで、朝日新聞(2022年10月29日)の「Be」欄フロントランナーに出ていた。和田さんの本はいくつか読んでいて、至極まっとうなことを書いているので注目していた。先日は、徹子の部屋に出ていた。ちょっと出すぎで、本…

安藤徳彦さん(元横浜市立大教授・リハビリテーション)が本を書いた『生きて、生きて、生き抜いてーリビリテーションの物語』

『生きて、生きて、生き抜いてーリビリテーションの物語』(講談社エディトリアル 1540円)の広告が出ていた。安藤先生が、エッセイ集を出したんだと思う。安藤さんは、雑誌「理学療法ジャーナル」の編集委員を長いことして頂いたので記憶に残る「医人」の一…

朝日歌壇を読んで思うことー世相を常連の歌人が詠んでいるのだが・・・心に響かない

<カラーテレビがついにわが家に来た夜に出たぞ猪木のコブラツイスト(西条市 村上敏之)><モーツァルト続けて5,6曲弾けば見えない羽が背中に生える(富山市 松田わこ)>⇒佐々木幸綱選: わこさんの歌はどういう情景なんだろうか? 「見えない羽」って…

本日の合気道稽古は片手取りの各種技をやった

合気道の稽古は型稽古である。簡単なようで難しい。本日は片手取りの各種の技の稽古をした。イメージトレーニングを兼ねて纏めておきたい。(1)相対稽古:片手を握られたら、捻る、捌く等の動きを繰り返す。脱力して脇を締めて行う。(2)捌いて、呼吸投…

「有終の医療」と「イワン・イリイッチの死」(トルストイ)のこと

「ああおれの一生はそれなりによかったのかな」と思いながら死ぬことができたら最高な一生である。そのような最期を迎えられる医療のお手伝いをするのが「有終の医療」である。この部ブログ 回で取り上げた。本日は、私たち庶民と平凡な男であったろうトルス…

チンパンジーの聖域に薬をー動物実験でC型肝炎 京大が寄付募る

標記の記事が朝日新聞朝刊(2022年10月27日)に載っていた。等閑視できない記事だ。私は飲み薬の新薬(マヴィレット)を飲んだお陰でC型肝炎ウイルスを駆除することができた。これらの抗ウイルス薬の開発にたくさんのチンパンジーたちが犠牲になったのかもし…

『劇的な精神分析入門』(北山修)を読んでいる―精神分析ってなに、フロイトはシャルコーに学んだのだ・・・

読書は連鎖する。これが楽しい。石井均さんの『糖尿病臨床治療学』をよんだことから、北山修さんの本『劇的な精神分析入門』に辿り着いた。この本は、最初はもしかしたら、雑誌の連載エッセイなんだろうか?文字数が一定に収まっている。それはさておき、「…

Windows11が来た日―優れものらしいぞ!

購入したパソコンは、黒い重厚な箱型である。7.1キロはあるらしい。ノートパソコンは薄くて軽いのに、どうしてこんなに大きいのだろう。 Windows11の設定を終えた。今回はデータ移行から、インターネット、メール接続までを依頼した。マスコンピュータからき…

『長岡郡大島村―地検帳から江戸時代へ』(松村紀著)を読んでいる

1っか月前(2022年9月25日)に、藤沢市鵠沼に在住の城田俊先生を訪れたおりに二冊の本をおかりしてきた。 『長岡郡大島村―地検帳から江戸時代へ』(1) 『「長岡郡大島村」の訂正と補遺ー五台山島北麓 明智一族の開いた村』(2) 上の二冊の本は、いずれ…

『劇的な精神分析入門』(北山修著、みすず書房)を借りて来たぞ

『劇的な精神分析入門』を借りて来た。北山修さんの本だ。この本は、2007年4月9日に、みすず書房から出た。石井均さんと北山修さんの対談を、雑誌「糖尿病診療マスター」の企画として収録したのは、2007年7月だった。担当のSOさんが一人で収録にいった。私…

朝日歌壇朝日俳壇を読んで思うこと

朝日歌壇を読む。 <「丁寧に」「真摯に」「重く」意味のなき枕詞の生まれし国会(観音寺市 篠原俊則)><うとうととして顔に置く古本の神保町の匂い脳に染み入る(安中市 鬼形輝雄)>⇒以上の二首は馬場あき子選だ。鬼形君は私の高校時代の同級生だ。 篠原…

第34回川崎市合気道演武大会のことー良い日のよい稽古

本日は三年振りに川崎市合気道演武大会が開催された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で令和2年~3年(2020年~2021年)は休会であった。私は、第2回大会に最初に参加した。」いまから、35年くらい前の話である。記憶と記録のために演武会の…

肩どり面打ちー合気道の稽古のこと

本日の合気道では肩取り面打ちの各種の技の稽古をした。この技の場合には、取りは相手が打ってくるのに合わせるかむしろ迎えに行く感じで捌いて相手を制しながら投げ技あるいは固め技に入る。固め技は二教の手首取りが最初の技である。投げ技の場合には、四…

「糖尿病医療学」とは何か

糖尿病は治癒する病ではなく抱えて生きていくそのものと知った。だから、「糖尿病医療学」は人間学というか如何に生きるかそのものなのである。原始狩猟の時代はもちろん農耕民族になっても日の出とともに目覚め日の入りとともに眠りにつく時代には糖尿病な…

記憶と記録の違いについて―記憶は作られる?

年寄の記憶は作られる。「こうなって欲しかった」という体験しえなかったことがいつの間にか実体験として記憶に残ることがある。だから、記憶に加えて「記録」が役に立つ。最近、おもしろいことがあった。二つともこのブログに書いた。 一つは、養蚕にかんし…

「わたしたちに許された特別な時間の終わり」(岡田利規)を読み終えた

この不思議な小説は、実は、『さよならニッポンーニッポンの小説2』(高橋源一郎さん)の本で読んで知ったのだった。高橋さんは、例によって「全文引用」という手段を用いていたので、この小説の半分くらいの、一番いいところ、肝心のところは既に読んでいた…

八王子」「絹の道」を」歩いたこと蚕の「ずぅ」上げのことについて想い出したこと

10月の三歩会」は、八王子のみなみ野駅から「絹の道」をあるいて絹の道資料館へあるいた。集合は、JR横浜線のみなみの駅に午前十時だった。8時半には家をでて、はるひ野駅⇒小田急永山、京王永山⇒京王橋本、JR橋本駅⇒JRみなみ野駅へと行った。順調に進ん…

よこやまの道から一本杉公園を経て小野路へ歩いてきた

赤駒を山野に放し捕りかにて多摩の横山徒歩ゆか遣らむ(万葉集 巻20-4417) 意味はこうだ。赤駒(赤い馬)を、山野に放したら、捉まえられなくて、多摩のよこやまの道を歩いて行かなくてはならくなった。 天平勝宝7年(西暦755年)2月29日に、武蔵國の武領…

朝日俳壇と歌壇を読んで

<気狂いピエロ自殺幇助の秋の虹(東京都 河野公世)>⇒小林貴子選 先日、新百合ヶ丘のアルテリオ映像館で、映画「気狂いピエロ」を観たばかりだったので、ゴダールの自殺幇助(スイスでは許されて)による死のニュースには驚いた。映画は、そんなに面白くも…

「我が山歩記」と「もの好きオペラガイド」―大友英一さんが書いた本のこと

大友英一さんは山歩きの達人だ。そのことを、雑誌「脳と神経」の編集会議の合間に伺った。乾徳山に宮様をお連れして登られた話「我が山歩記」と「もの好きオペラガイド」という本である。一冊目は、大友さんの山歩きの記録である。二冊目は、文字通り、大友…

「ぼけ「痴呆」と「認知症」のこと―大友さんの本を読んで考えたこと

大友英一さん(元浴風会病院長)書かれた本を3冊借りてきた。大友さんは、聖マリアンナ医大の長谷川和夫さんと並んで同時代の 老人の呆けの臨床の 草分の方だと思う。そこで、大友さんのことが気になっていた。本日、稲城図書館にリクエストして大友さんの…

気になる本―『プーチン戦争の論理』(下斗米伸夫さん)

▶気になる本―『プーチン戦争の論理』(下斗米伸夫さん) 『プーチン戦争の論理』という本を下斗米伸夫さん(法政大学名誉教授)が書いた。下斗米さんは札幌市の出身ではなかったろうか?今から40年くらい前に東大からモスクワ大学に留学するというのでロシア…

日本版CDCができるんだって―「日本版CDC期待と課題」の記事から

CDCって知っているかな? CDC(Centers for Disease Control and Prevention)は、日本語にすると「アメリカ疾病予防管理センター」である。米国のジョージア州アトランタにある、保健福祉省所管の感染症対策の総合研究所である。日本語訳は、統一されておらず…

「イワン・イリイッチの死』(トルストイ)を読みながら

「生老病死」という言葉がある。生きとし生けるもの、人に限らず全ての生きものはやがて死ぬ。輪廻転生ということはそういうことだろう。 つい、最近、9月22日に、恩師の一人KNさんが亡くなった。自分の求めるままに生きて仕事をしてきたNさんも、10年くらい…

Windows11Home 64bitt パソコンを注文したー記録として書いておきたい

Windows11Home 64bitt パソコンを注文した。現在、使っているパソコンは、Windows8.1というものだ。2013年3月頃に、たしか13万円位で購入した。約9年間というもの大きな故障もせずに使用してきた。優れものと言っていい。しかし、最近、Cドライブの容量不足…

私の「糖尿病」管理の記-HbA1c 7.3

3カ月振りに、糖尿病代謝内科を受診した。先月、9月21日に消化器内科(胆肝膵、MRI検査)の際に、血液検査もおこなっていた。その折の、HbA1cが7.3であった。この折には、前々回7月25日の7.1よりも上昇していた。そこで、今回は7.3→7.1に下がることを期待し…

メンタルヘルスデーのこと

10月10日は世界メンタルヘルスデーなんだって。世界精神保健連盟(WFFH)が1992に提起し、世界保健機関(WHO)も協賛して国際的な記念日に定められた。メンタルヘルス問題への偏見をなくす記念日なんだ。この記念日を知らなかった。世界精神保健連盟の世界会議が…

借りて来た3冊の本のこと

借りてきた三冊の本の事を記憶と記録のために書いておきたい。(1)『不安の力』 五木寛之さん、集英社、2003年。 随分、前の本だ。私は、時々、意味もなく不安感に襲われる。五木さんの本を読むと心が落ちつ区ことが多い。 (2)『知の整理術ー人生にゆとり…

朝日歌壇と俳壇を今日も読む

意識的に朝日歌壇を読むようになってから1年余が過ぎたと思う。歌は生きる糧になることはよくわかった。むつかしいが読むのは楽しい。詠むのはむつかしい。 <しおりには原爆ドームを描いたのに修学旅行は延期になった(奈良市 山添 葵)⇒高野公彦、馬場あき…

「日本の(本の)印税は低すぎる」のか?-印税を2割以上を払う出版社ができたぞ

先日、恩師の城田俊先生から、「ハザ―ㇽ-謎の騎馬民族国家」という本の出版をめぐって相談を受けた。出版を打診した某出版社は、出すには50万くらいの経費がかかる、印税は出せないというよなうなケチクサイことを言ってきた。そこで、城田さんは印税はとも…