TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

生きることは楽しいか!

子どもははなんで意味もなく跳ねたり走ったりするんだろう?道の端に高い側路があれば登る。この行動は成長を促しているんだという。 本来、生きることは楽しいはずなのだ。本日は合気道の稽古日であった。今年の梅雨は最短21日で開けた。昨日から猛暑の夏で…

気になる本『「私」という男の生涯』(石原慎太郎)が出た

幻冬社から、石原慎太郎さんの本がでた。死後に公開の自伝はこれだった!のだ。。 昨年、亡くなった直後に文藝春秋に掲載された手記が、件の原稿かと思っていたら別のきちんとした原稿があったのだ。死後の出版のために書かれ、著者は生前に4回の校正チェッ…

私の「医人」達の肖像― 〔165〕『アダルト・チルドレンと家族』(斎藤 学,1996年刊)のこと

(165) 私の「医人」達の肖像―『アダルト・チルドレンと家族』(斎藤 学 1996年4月1日刊)のこと 斎藤学さんのことが新聞にでていた。朝日新聞夕刊(2022年6月29日)の「時代の栞」という記事欄に「幸せ神話に一石」というタイトルのもと斎藤さんの書かれた本…

私の作家遍歴 小島伸夫 に戻ってきた

エマーソン、スウェーデンボルグに触れている。面白くなってきた! スウェーデンボルグの翻訳本を持っていたはずだ。探したがない。そこで、ネットで検索して概要をまとめておきたい。

肝臓病医療講演会・相談会「肝臓移植を学ぶ」(東京肝臓友の会主催 東京都委託事業)より

1998年12月1日(火):午前10時~11時の間に東大病院消化器内科を受診した。初診なので少し余裕をもって午前9時30分に病院受付へ行った。東京逓信病院での人間ドッグの結果を持って行ったので、初診料は免除されたと思う。東大病院予約センターで登録した私…

侍ではないな私はー映画「峠 最後のサムライ」を観てきた

「侍にはなれなかったな私ー侍になりたかった私」というのが正直な感想である。私は根っからの百姓なのだ。そう思う。武士になりたかった私。「武士道とは死ぬこととみつけたり」と言ったのは誰だったろうか?映画『峠』も、死に場所を見つけたサムライの物…

『古武術介護』とマッチョな介護士ー人手不足の救世主

介護の仕事って本当に重労働だと思う。私の父も1年近く自宅で寝たきりになっていた。脳梗塞で数カ月入院していて、自宅に帰って母が6~7カ月位ひとりで介護していた。褥瘡が出来ていた。老いた母にどうやって着替えなんかやるのと聞いた。シーツを変える…

朝日歌壇と俳壇を今日も読む

<初めての同期飲み会緊張の待ち合わせ場所にふいの夕立(富山市 松田梨子)>⇒永田和宏、高野公彦共選 <パンパンとまわしを叩く音響く国技館母と前のめりで見る(富山市 松田わこ)>⇒馬場あき子、佐佐木幸綱共選:<ともだちがキックベースでけった時ボー…

合気道の稽古に思うー師は三年かけて探せという

三カ月振りに、遠藤征四郎師範の稽古をうけた。充実した良い稽古であった。師範も齢80歳となれていた。本日も良い稽古であった。折からの、コロナ禍のためにマスクをかけての稽古であった。本日は、片手取りからの各種の稽古をした。「手をぶらぶらさせる」…

気になる本『老いの品格ー品よく、賢く、おもしろく』(和田秀樹)さんの本

和田さんの本がまた出たぞ。面白そうだ。読んでみたいので記録する。 『老いの品格』というタイトルだ。品格というと、藤原 の『日本人の品格』を想い起す。「品よく、賢く、おもしろく」という副タイトルが付いている。キャッチフレーズによると、<高齢者…

映画「ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえりなさいお母さん〜」を妻と見てきた

撮影・監督・語り―信友直子さんの標記の映画を見てきた。身につまされる良い映画であった。 「認知症の母と耳の遠い父ーあれから4年、待望の続編登場」とある。前編も見たような気がする。 これは、認知症だけでなく、一組の夫婦が、生きて、暮らして、老い…

『和解」』志賀直哉を読み終えたー父と子のテーマに思う

『和解』を読み終えた。志賀直哉って作家は、私小説作家だったんだ。『暗夜行路』は、『和解』と並行していうか、一部分は先にできている。「時任謙作」のタイトルで、父との葛藤を書き始めて完成しないうちに、父との和解が成立して、『和解』を先に書いて…

同性婚認めぬ法律「合意」(大阪地裁)と出生率最低に

雑誌「新潮45」 が事実上の廃刊としての休刊になったのは、2018年10月頃だった。「LGBTは生産性がない」という杉田水脈という議員の論文をはじめ、この号の特集記事が問題になって、新潮社は責任をとって雑誌を廃刊にしたのだった。世の風潮がLGBTを尊重し、…

『和解』(志賀直哉)を読んでいる

『和解』という小説は、志賀直哉の短編である。これまで読んだことはなかった。読んでみると殆ど私小説のようなのだ。作者の自伝というか日録ではないのだが、志賀直哉自身が最初の子どもを生後50日足らずに亡くしているので、それに基づく状況が書いてある。…

朝日歌壇と俳壇を読む

トルストイ、ドストエフスキー、チャイコフスキー、マトリョーシカあり我が家のロシア(太宰府市 野上伊都子)➡️ 高野公彦選; 「わが家にはこんな魅力的なロシアがある。おのロシアを汚したのは誰?という気持ち。」と、選者がコメントしている。全く同感だ…

『心底惚れた 樹木希林の異性懇談』を読んでいる

樹木希林さんが亡くなられてからもう3年もたつらしい。 『心底惚れた 樹木希林の異性懇談』という本を稲城図書館の返却棚で見つけて借りて来た。雑誌「婦人公論」に、1976年1月〜12月号に連載されたものを本にしたものだ。これは、樹木希林が悠木千帆という…

「日本版CDC」の新設正式決定の記事を読んだ

<「日本版CDC」の新設正式決定>とい見出しの記事が朝日新聞夕刊(2022年6月17日)に出ていた。興味深いので記録しておきたい。 「CDC」とは英語では、Centers for Diseases Control の略である。直訳すれば、「病気を管理する中央官庁」という意味だ…

横浜総合病院「脳神経センター」受診と睡眠のこと

本日は家内のYさんの横浜総合病院「脳神経センター」受診日であった。3カ月振りになる。2015年8月2日に小脳出血で緊急搬送された。あの日からもう少しでまる7年が経過しようとしている。昭和43年(1966年)19歳で、私が群馬県多野郡吉井町の生家を出てから…

今日の気になる本『前向きに生きることに疲れたら読む本』(南直哉)他について

生きることに少し疲れてきているんだと思う。こういう本の広告が目に優しく飛び込んでくる。いつか見るか読んでみたいので記録する。 著者の南さんは恐山菩提寺院代なんだという。「長年、人の悩み・苦しみに向き合ってきた禅僧が語る穏やかに生きるための38…

気になる本『熱、諍い、ダイアモンド』(MEDSi)―内田樹さんの書評を読んだ

『熱、諍い、ダイアモンド』というタイトルをみただけでは何の本か皆目わからない。著者のホール・ファーマーっと言っても分からない。翻訳者が岩田健太郎さん(神戸大学教授・感染症)ということで、なんとなく医学の本だろうと気が付く。値段が4950円で、…

三歩会で鎌倉中央公園を歩いた

六月の三歩会は大船に午前10時に集合して、鎌倉中央公園を目指した。 六月の三歩会は大船に午前10時に集合して、鎌倉中央公園を目指した。 ■6月三歩会概要■ 日時:2022年6月13日(月) 出席:富永(二人)、MS,MM,MK(五名) 行程:8時25分(自宅)⇒8時40分…

詠うって、こんなにも素朴でいいんだー朝日歌壇を今日も読む

<こだわりの理髪店へと五十年禿頭の夫四キロを行く(前橋市 荻原葉月)><全身で「大好き」「嬉しい」伝え合い子犬と孫は友だちになる(山口県 庄田順子)>⇒佐佐木幸綱選: 上に引いた二首は何方も素朴である。前橋の荻原さん、俳句も短歌も作っていて常…

対談「在宅で死ぬということ、その理念を未来に継いでいくこと」(山崎章郎、佐々木淳)を読んで思うこと

「在宅で死ぬということ、その理念を未来に継いでいくこと」という、山崎章郎さんと佐々木淳さんの対談が、医学界新聞(第3472号、2022年6月6日)に載っていた。興味深く読んだ。山崎さんは、「病院でしぬということ」を書いて、日本の医療界に一石を投じた…

「楽しくなければ稽古でない」-開祖の言葉を鑑みて

「楽しい稽古を目指そう」というよりも、良い稽古ならば、身体もこころも解放されて、身は天と一体となり自由になるはずだ。これが、合気道の神髄であるだろう。一撃必殺で相手を殺そうとする仮想空手の稽古とはちがうものだ。いや、空手も究極においては合…

復活『トルストイ』を読了した―感想を少し

プーチンさん「ロシア文学は不滅です」と言いたいような、『復活』のフィナーレであった。ウクライナへのロシア軍の侵攻を「解放」と言い換えることはどのような理由付けをしても無理がある。『復活』は、トルストイの最晩年の大作だ。中村白葉さんの解説に…

復活 を朝から読んだ

朝6時に目覚めて昨日の日録を書いてから 復活 を読み進めた。10時に家内は多摩市中沢池公園に友人と出かけた。わたしは先日、録画しておいた 永田さんの きみの胸が岬のように遠かった を一人でみた。一人で観てよかった。わたしと全く同世代の大学生の、青…

和解 志賀直哉 をよみはじた

和解 を、読み始めた。出だしはこうだ。 この七月三十一日は昨年生まれて五十六日目に死んだ最初の児の一周忌に当っていた。自分は我孫子から久し振りに上京した。 なんだ、和解 は私小説なんだ 暗夜行路 で、作者 志賀直哉 の反映である 主人公 時任謙作の …

気になる本『君たちはしかし再び来い』(山下澄人、文芸春秋、1980円)のこと

山下さんは、倉本聰の劇団富良野塾の出身の方だ。2017年に芥川賞を受賞した「新世界」は富良野塾を受験して採用されて修業中の自伝的な話だった。昨年、雑誌で読んだ小説は、句読点がひとつもなくて何がなんだか分からない小説だった。鬼才なんだと思う。『…

「はやぶさ2」砂に生命の源ー興味深い記事が載っていたぞ

リュウグウの砂の入った「はやぶさ2」のカプセルが豪州に帰還したのは2020年12月だった。あれから1年半が経過したのだった。標記の記事は画期的なので概要を新聞記事(2022年6月6日、朝日新聞)から、記録しておきたい。 <宇宙航空研究開発機構(JAXA…

朝日歌壇と俳壇を読んだ

毎週意識して朝日歌壇と俳壇を読んでいる。長い間読んでいると、どんな歌や俳句が入選するのかが分かって来た。俳句も短歌も時代を切り取りかつその時代に生きる人の[の表現であると分かった。あたりまえだね。 〈 戦争がテレビに映る子どもの日 (石川県能…