TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

中井久夫さん『家族の深淵』(みすず書房、1995年)を読み始めた

中井久夫さんは、昨年、2022年8月に逝去された。その頃、中井さんの最近の本を読んだ記憶がある。中井さんは、はじめは京大法学部に入り、途中て医学部に転部して医師になった。卒後、ウイルス研究所に入り、基礎ウイルス学を志す。なぜ、さらに曲折して精神…

映画「われ弱ければ 矢島楫子伝」をこれから観ますー良い映画であった

映画「われ弱ければ 矢島楫子伝」のチケットは、前回、川崎市麻生区文化センターで、一昨年に、映画「一粒の麦ー荻野吟子の生涯」を見た際に購入した。ようやく上映日がやってきた。上映の冒頭で、山田火砂子監督が挨拶された。小柄で91歳になるのだという。…

映画『仕掛人・藤枝梅安』をイオンシネマで観てきた―人とは何かを描いていた

映画づいている。2月24日(金)に、映画「エゴイスト」を観たのに続いて『仕掛人・藤枝梅安』を観てきた。この「仕掛人」シリーズの映画は、テレビでもなんとか主税とかいう役柄で今は亡き俳優がやっていたのではなかったろうか? 結末が哀しい人間の性(さ…

朝日歌壇と朝日俳壇を今日も読んだー

<四十年前の景色に縛られて異界に迷う渋谷界隈(東京都 豊 孝浩)>⇒佐佐木幸綱選:<キジバトが粗末な古巣を見にきてる光が差し込む庭の木に二羽(松戸市 猪野富子)>⇒佐佐木幸綱、馬場あき子共選:霧島市 ⇓ 豊さんの歌は、とてもよくわかる。渋谷は変貌…

今日の気になる本『病と健康のよろず相談所―クスリいらず医者いらずの本!』(青春出版社、1540円)、木村専太郎著

木村専太郎先生(外科医、九大医学部卒、米国留学)には私が医学書院に勤務していた頃に担当していた雑誌「臨床整形外科」に連載をしてもらった。木村さんは外科医で米国留学と米国での臨床経験が長かった。医学の歴史にも造詣が深い人だった。いろいろな雑…

ロシアとの戦争―欧米の高性能戦車ウクライナに供与するの記事を読んで

戦車って知っているかな。戦う車だよ。キャタピラって言葉あるだろう。「キャタピラ」って、ブルトーザの下にあって車ではなくて蛇腹っていうんだろうか、バリバリって地面を這うので濡れた地面も石ころの地面も走ることのできるアレのことだ。 ロシアとウク…

合気道の今年初めての遠藤師範の稽古のこと―師範の合気道は「感応」の合気だ

三ヶ月振りの遠藤師範の稽古をうけた。素晴らしかった。本来私たちは自由に動けるはずである。それが拘りで動けなくなる。 本日は、1回のみだが、師範の手首を掴んでの稽古を受けた。わかったことは、師範の合気は、「感応」の合気であるということだっった…

映画「エゴイスト」をイオンシネマで観てきたーよい映画だった「人間らしく生きるとは、愛とはを問いかける」

イオンシネマで朝の9時30分から映画「エゴイスト」を観てきた。数週間前に朝日新聞の映画紹介でに載っていたので観たいと思っていた。あの西郷隆盛「せごどん」をやった鈴木亮平が主役というので興味を持っていた。相手役がなんとか氷魚というこの人も朝ドラ…

気になる本『精神病でありながら精神科医として生きたある女性医師の波乱の人生』(パレードブックス、1320円)のこと

著者は、久遠悠という方だ。朝日新聞の広告(2023年2月1日)に載っていた。既に、取り上げたかもしれない。読みたいので記録する。 同じ日に、『薬害「コロナワクチン後遺症」』(鳥集 徹)(ブックマン社)も載っていた。これらの本は、際物かもしれない。…

美しい合気道の稽古ができたろうか?

2月23日(木)は令和天皇の63歳の誕生日だった。折角の国民の祝日だったので、麻生スポーツセンターの武道室の午後からの予約をしてあった。本日も、S師範の指導で、肩取り面打ち、および後ろ両手首とりからの各種の技の稽古をした。本日は、参加した12人く…

気になる「週刊文春」(3月2日号、2023年)の記事―上野さんが入籍していたの

「週刊朝日」という新聞社系の週刊雑誌が近く休刊になるらしい。「週刊読売」「サンデー毎日」って新聞社系の週刊誌ももうないのだっけ。昔は出張の新幹線の中で「週刊文春」はよく買って読んだ。「週刊新潮」もたまにかった。「週刊現代」は講談社だったっ…

医療費と確定申告のこと―日本の税金制度って凄いように思う

医療費の還付請求のために税金の確定申告の書類を作成した。会社勤めの頃は年末調整とかで総務課でやってくれた。年収が増えてから自分で医療費の還付請求行っていた。その頃は夜の22時前に帰宅したことはなかった。24時間勤務と言われていた。さて、3日間の…

詩人・野村喜和夫さんが「第4回大岡信賞」に接して

小田原諏訪野原公園に先日遊びに行った。小田原は富士フィルムの会社がある。その折に日本ペンクラブの電子文藝館で一緒だった村山精一さんのことを想い起した。村山さんは北海道赤平かどこかの出身で詩人だ。1949年生まれなので私よりも2歳くらい若い。「帰…

ヰタ・セクスアリス 〜同性婚「法で認めるべきだ」72%を読んで考えること

『イタ・セクスアリス』といえば森鴎外の小説である。三島由紀夫『仮面の告白』、瀬戸内晴美『花芯』、日本の自然主義小説の先駆けとなった田山花袋『蒲団』も、志賀直哉の『暗夜行路』も「ヰタ セクス・アリス」の流れにある。「性を書くこと」は、「人間を…

塚本康弘さん(京都府立大学学長)の三冊目の本『ダチョウは」アホだが役に立つ』を読んでいる

塚本康弘さん三冊目の本『ダチョウは」アホだが役に立つ』を読んでいる。塚本さんの本は、最初の本が一番面白い。この三冊目『ダチョウは」アホだが役に立つ』は、幻冬舎が書かせたんだろう。「ダチョウ」というと、実は私の初恋の女性「Yちゃん」の綽名だ…

合気道の日曜稽古は両肩取り、両肘取り、両手首取りの稽古をした

合気道の』日曜稽古に参加した。麻スポーツセンターにおける土曜稽古が道場の利用が出来ずに日曜日に繰り延べになった。近隣の麻中学校の柔道所を借りての稽古である。柔道場は剣道場と共同利用であるので、板張りの剣道場に畳を敷いて柔道場を自分たちで設…

朝日歌壇と俳壇を読む

歌壇と俳壇を読むのが習慣になった。 <夫の手の皺の深さに気がつきぬ湯のみを受け取る人のいる幸(佐世保市 近藤福代)⇒馬場あき子選: こういう歌は自然にでるのだろうな。 <わが傍に正義派がいて居酒屋でものを食ふとき少しうるさい(東京都 山下征治)⇒…

小田原諏訪野原公園に隣接した梅林で梅祭を楽しんだ

伊豆高原中央区伊豆高原荘を宿にして二泊三日の伊豆の旅を楽しんだ。一日目は伊豆稲取の吊る雛を観てきた。2日目は河津に行ってか河津桜を見て来た。そして、本日三日目は帰路に小田原から大雄山鉄道で飯田岡から小田原諏訪野原公園に歩いた。諏訪野講演は…

伊豆の踊り子 川端康成 を読んだ

河津川の辺りを河津桜を見ながら散策した。三時間ほど途中秋刀魚寿司の昼食を川辺りで楽しんだ。二時半ごろに帰路に河津駅に戻ると待合室に 踊り子文庫という小さな書棚があった。川端康成の 伊豆の踊り子 新潮文庫が 十数冊あつた。貸してくれるという。返…

河津桜を散策しています

九年振りくらいの河津桜散策を楽しんでいます。

伊豆稲取で吊るし雛を見た

伊豆稲取で吊るし雛を見てきた。日本三大吊るし雛は、柳川、酒田、稲取の三ヶ所だという。

合気道の水曜日稽古のこと

本日はTHさんの告別式に参加した。帰宅してひと休みしてから、合気道の水曜日の稽古に参加し。片手取りからの各種技の稽古をした。本日は無料講習会だったにで、Fさんが参加された。よい稽古であつた。

『動きすぎてはいけない』(千葉雅也)を借りてきて、読み始めた

『動きすぎてはいけない』は、千葉雅也さんの東大の博士論文もとにして単行本に纏めたものなんだとしった。大部な本である。「勉強の哲学」より、読めるかもしれない。読み始めた。 【序―切断論】 多分、完璧には理解できないだろうから、分かったところ、面…

iPS細胞「心筋球」心不全患者に移植ー慶大発ベンチャーが治験―iPS細胞の臨床応用は進んでいるのか?

「iPS細胞の臨床応用は進んでいるのか?」 このことに興味がある。なかなか難しいような印象も受ける。標記の記事は朝日新聞朝刊(2023年2月14日)に小さく掲載されていた。興味があるので纏めておきたい。 <慶応大発の医療ベンチャー「ハートシード」は、i…

経口中絶薬「手術より安く」ー興味深い記事を読んだ

先日見た映画は壮絶だった。1960年代フランスの映画だったろうか?予期せぬ妊娠をした女学生が中絶が違法であったフランスで自ら堕胎を決行するようなあらすじだった。思い出した。「あのこと」というタイトルだった。 さて、<経口中絶薬「手術より安く」―…

気になる本『健やかな体の作り方』(五木寛之、NHK出版)のこと―あんたは恵まれているんだよ

ロシア文学の出身で、『さらばモスクワ愚連隊』『蒼ざめた馬をみよ』『青春の門』など、五木さんの小説は好きだった。『風に吹かれて』というエッセイ集も読んだ。 ここへきて、「人生のレシピ」シリーズというか、健康ハウツー本を」出している。五木さんは…

折々のことば 鷲田清一を読んでーあれ医学界新聞からだ・・・

医学界新聞第3504号は「寄稿特集 私を変えた患者さんの”あのひとこと”」というのだった。 <臨床現場において、「言葉」が患者さんの回復、治癒に重要な役割を果たす場面もあるでしょう。その反対に、対話の中で患者さんが」発した何気ない言葉から臨床・研…

『オーバーヒート』(千葉雅也さん)をんでいるところで、気になる本『現代思想入門』

『オーバーヒート』を先日から読み続けている。千葉さんは流れるような文体で、「自分のこと」を書いているんだとわかった。小説とは自分のことを包み隠さずに書けばよいのだ。普通は、自分のことを隠したくなって、チョットカッコよくウソを書くのでダメな…

朝日俳壇と朝日歌壇を読むー辛い歌が多く、俳句は生きるを切りとる

まず、今日は、俳壇から読む。 <春隣見えないけれど死の隣(筑紫野市 二宮正博)>⇒長谷川櫂選:<鰭酒(ひれざけ)や老いのさびしさ笑ひ合ひ(羽曳野市 菊川善博)>⇒大串章選: <眠らざる獣は鳴けり山眠る(栃木県壬生市 あらゐひと詩)>⇒高山れおな選…

舘野泉ピアノリサイタルーシャコンヌって何

稲城市立「i プラザ」で開かれた舘野 泉ピアノリサイタルに参加してきた。「人間って素晴らしいね。」というのが素直な感想だ。舘野さんおことは、脳卒中で倒れて右半側麻痺となったが、こんどは左手のピアニストとして復帰した人として知っていた。音楽の素…