TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

気になる本『80歳の壁ー実践編(和田秀樹)』ほかについて— 900円新書だぞ。

幻冬舎っていやな出版社だね。見城さんって私よりも若い60歳だいなんだろうか? 「幻冬舎新書」の広告が目についた。(1)80歳の壁実践編(和田秀樹) 「幸齢者」の新たなバイブル誕生!なんだって。 900円。 (2)シン・養生論(五木寛之)900円。 (3)…

映画「土を食らう」を観て思うこと人―人は土から滋養をもらって生きる

一昨日、近隣の湿地帯で芹をと摘んできた。洗って茹でて食した。独特のあの臭い風味がした。文字通り「土を喰らう」感じがした。私は「食痴」である。「食痴」という熟語はないだろう。それで括弧をつけた。要するに、「味盲」なのである。「味盲」という二…

ジャン・ルノワール監督『どん底』(映画)を観てきたードタバタ喜劇

ジャン・ルノワール監督『どん底』(映画)を観てきた。「どん底」は言わずと知られたロシアの作家ゴーリキーの小説だ。ロシア語では「ナ・ドゥネ」(意味は、底で)ということだ。社会の底辺(底)で暮らす人々の群像を描いた作品として知られる。多分、読…

『中動態の世界ー意志と責任の考古学』から『リハビリの夜』に戻る

『暇と退屈の倫理学』(2011年)の著者・國分巧一郎さん(当時、高崎経済大学准教授)が、医学書院から『中動態世界ー意志と責任の考古学』という本を書いた(2017年)ことは知っていた。この本は、最初は雑誌『精神看護』に、2014年1月号から11月号まで掲載…

水曜日の合気道稽古は諸手取り各種技

諸手取りの各種技の稽古をした。

古い新聞記事からーゴルバチョフ元大統領死去(2022年8月30日)―記録のために

ゴルバチョフと言えば「グラスノスチ(情報公開)」だろう。ゴルバチョフさんが亡くなったのは昨年(2022年8月30日)だった。この訃報を知らせる朝日新聞朝刊(2022年9月1日)が保存してあった。同じ日の1面には、 <「国葬 首相が国会説明へーー旧統一教会…

糖尿病って恥ずかしい「病」かー糖尿病の病名変更なんだって

糖尿病って恥ずかしい「病」だろうか? というよりも病気に恥ずかしいも何もないはずだ。 先日、東大医学図書館で頂戴した新聞「Medical Tribune」(2023年2月2日)に「糖尿病の病名変更―賛否共に3割弱」ときう記事が載っていた。興味深いので概要を紹介して…

小阪憲司先生のこと―訃報(2023年3月16日)に接して

<小阪憲司さん死去「レビー小体認知症」発見>という見出しの訃報欄を目にした。 小阪憲司さんには大変お世話になった。私のシリーズ・ブログ<私の「医人」たちの肖像>に取り上げたいと思っているうちに訃報に接してしまった。小阪さんには、20003年頃に…

気になる本『自分が高齢になるということ』(和田秀樹、朝日新書)のこと

和田秀樹さんが、まと本を出した。『自分が高齢になるということ』(完全版)という朝日新書(2023年3月13日)だ。あまりに頻繁に出すので読むのが付いていけない。記憶と記録のために、広告から纏めておきたい。 <「ボケは幸せのお迎えである」―――高齢者の…

気になる本『幸福は絶望とともにある』(曽野綾子)のこと

曽野綾子さんの本をたくさん読んできた。そのうちの一冊でもよいから、家内のY子に読んでもらいたい。目から鱗が落ちるかもしれないから・・・。私は毎日、本ばかり読んでいる。家内は、本ではなくて音楽の人、歩く人、行動のひとである。家事労働の名人で…

『家族の深淵』(中井久夫)の後半を読みながらー中井さんは編集者が好きだったな

『家族の深淵』(中井久夫)の後半の文章を読んだ。 「心踊りする文章」を心がけたい ここのところは、 中井さんが、文章をかくうえでの心構えを心情吐露している。冒頭にこうあった。 <執筆依頼が来ると、私はまず、折口信夫が弟子にかねがね「心躍りのし…

朝日俳壇と朝日歌壇を今日も読む

孫が三カ月ぶりにやってきた。お祖母ちゃん(家内)はひたすらご馳走を作って食べさせた。昼は牡丹餅、夜は混ぜご飯だった。 さて、今週も朝日俳壇、歌壇を読む。 <方言も旅のたのしみ山笑う(大阪市 大塚俊雄)>⇒大串章選: <自画像を描いて小二へ進級す…

気になる雑誌「HIVの発見から40年ー医学のあゆみ(第1土曜特集、2023年3/4号) 

雑誌・医学のあゆみの第1土曜 特集が、「HIVの発見から40年」をテーマに取り上げていた。東大医学医学図書館で閲覧した。2860円と高い。買うのをやめて来た。概要を表紙から書いておきたい。なんと、企画が満屋裕明さんなのだ。それも、現在の所属が、「国…

図書館が棄てる本ありて、それを拾う人あり

先日(2023年3月22日)、東大病院を受診した折に、久しぶり(10年振りかな)に、文京区本郷真砂町にある真砂図書館を訪問した。ここに1時間ほど滞在して、日医雑誌を読んで開架図書を少しだけ閲覧してきた。帰り際に玄関の横に棚がありリサイクル(廃棄)本…

気になる『「甘え」の構造』本と著者の土居健郎さんのこと

中井久夫さんの『家族の深淵』を読んでいたら、ときおり土居健郎さんへの言及がある。土居さんのことを気にしていたら、中村健之介さんの『永遠のドストエフスキーー病という才能』においても、中村さんが土居健郎さんの本から引用していたことを思いだした…

『家族の深淵』(中井久夫)を読み継いでいるーギリシャの詩を読んでみたい

この巨人の本は難しいが素晴らしい。 劇詩人としてのカヴァフィス リッツォス詩の映画性 カヴァフィスにささげる十二詩 ここまで来ると、私には歯が立たない。ギリシャの詩人のこともギリシャの詩のことも何も知らないのだ。エーゲ海とか美しいうみのことし…

映画「シャイロックの子供たち」を観てきた

「シャイロック」ってどういう意味なんだろう。 主演は、阿部サダオだ。この芸名は、「阿部貞」を想い起すので覚えやすい。阿部サダオの映画はたくさん見てきた。才能のあるというか異能の俳優だと思う。 映画は、作家の池井戸潤さんの同名の小説である。池…

東大病院消化器内科受診の記録としてー東大構内の桜が満開だーブルームフルムーン

「桜の木の下には死体が埋まっている」なんて梶井基次郎が書いたんだろうか。そんなことをいうくらい若葉に先だって咲く桜の花はあやしく美しい。 先週のの水曜日(3月15日)に受けた腹MRI検査の結果を踏まえての、消化器内科(肝臓内科、肝胆膵内科)の受…

「私と現代ギリシャ文学」(『家族の深淵』中井久夫)を読み進めている

医師の中井さんが、なんでギリシャ詩の翻訳をしているのかわからなかった。「私と現代ギリシャ文学」をよんだら、その経緯が書いてあった。まいったね。すごいというか素晴らしい。生半可な文学少年、文学青年の域を超えている。 <1984年十月、私は、若い同…

「医学界新聞(合本)」が東大医学図書館から消えた―東大柏書庫に永久保存(らしい)

本日(2023年3月22日)、満を持して東大医学図書館を訪問した。2019年末頃から、学外の者の閲覧が、新型コロナウイルスの感染拡大防止策の一環として中止された。今年(2023年)3月頃から、インターネットによる3日前までに事前予約をすることで可能になった…

火曜日の稽古は胸取りから

3月21日は令和天皇の誕生日で祝日だったので午後15時30分こら合気道の稽古をした。胸取りからの各種技の稽古をした。 午前中はYさんが昨日散策中にサングラスを失くした。落としたと思われる道を辿ってさがしに行ってきた。徒労に終わった。帰路、24日に移…

本が出てくる『テムキン てんかん病医史抄ー古代より現代神経学の夜明けまで』と『霊界ースウェデンボルグの―死後の静と最後の審判』

今日の夕食は白菜鍋にした。味付けのためにポン酢を探した。食料棚の隣に古い書棚があるのでついに目を移したら探していた本が目についた。 ヒューゴ・オードナー著、今村光一訳『スウェデンボルグの「霊界」』である。厚い本だ。読んでみる。 続く

知の巨人としての中井久夫『家族の深淵』を読んでいるー面白い、中井さんは詩人なんだ

参ったね、この本には『家族の深淵』(中井久夫)。知の巨人というと、立花隆さんであり、養老孟司さんであって、間違いはないと思う。だけど、中井久夫さんの『家族の深淵』の後半を読んでいたら、この人はただものではない「知の巨人」なんだと気が付いた…

大いに気になる本『日常語の精神医学』(土居健郎、医学書院、1994年、4100円)のこと

『家族の深淵』(中井久夫、みすず書房、1995年)を読んでいる。ところが、こういうエッセイ集のタイトルには騙されてはいけないと知った。「家族の深淵」は冒頭の短いエッセイのタイトルであり、これが本のタイトルになっているのだが、この本は「家族の深…

今日も朝日歌壇と俳壇を読むー相変わらずウクライナのうたが詠まれるね

19日(2023年)、日曜日は合気道の日曜日の稽古であった。相半身正面打ちからの各種の技の稽古をした。美しい稽古、楽しい稽古を目指したが実現はそこそこであった。 本日¥も、朝日歌壇と朝日俳壇を読んだ。歌壇では、今回も観音寺市の篠原さん、奈良の山添…

アクティブシニア講座サークルに参加したーひとは1人では生きられないのか

認知症って何だろう。家内に言わせると私の状態はかなりヤバいのだという。ところが私自身はそうは思っていない。自分では認めないのが認知症の入り口であるという。この前、『人生のやめどきーしがらみを捨ててこれからを楽しむ」(上野千鶴子・樋口恵子対…

『家族の深淵』(中井久夫)を読み進めている―小エッセイは「私」の記憶と記録だと知った

『こんなとき私はどうしてきたか』を先に読むので中断しのだが、読み終えたので戻ってきた。そしたらこの「エッセイ集」は思い出の記なのだとわかった。 中井さんは1934年奈良県生まれ。私より13歳年長と知った。2022年8月8日に88歳で肺炎のために亡くなった…

川崎市健康診断の結果(新百合丘総合病院)についてー記録のために

新百合ヶ丘総合病院で先に(2023年2月21日)受けた川崎市健康診断の結果が昨日届いた。 2022年1月7日に満75歳になった。それまでは24歳の折に取得した出版健康保険組合における健康診断を毎年受けてきた。2021年10月に実施したのが最後であった。昨年(2022…

気になる本『スピノザ』(岩波新書、國分巧一郎、2022年)ほか

(1)『スピノザ』(岩波新書、國分巧一郎、 円)。 『中動態の世界』(「ケアをひらく」に収録、2017年)を國分さんが医学書院から出した。その頃は國分さんは高崎経済大学の准教授だったと思う。この本を読んでいない。読みたい。岩波から『スピノザ全集』…

横浜総合病院を受診してきたー帰りに寺家故里村に寄った

横浜総合病院を三か月ぶりに受診してきた。小脳出で倒れた家内の経過観察のためである。今回は10時~10時30分の枠のアポイントだったので、9時15分には家をでた。9時を過ぎていたので通勤ラッシュは過ぎていたが、3月という時節柄か道路工事が多かった。それ…