TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『大漢和辞典』の百年(池澤正晃)を読み進めている ~「大漢和」を図書館で見てみよう

この本は私に迫ってくエネルギーがある。辞書とは学ぶとは学問とは人間とはを付きつけてくるのである。 「大漢和辞典」を作った諸橋轍次とはいかほどの逸物であったのかと思う。 <東京師範学校の授業の中で、諸橋は学生を前にして「満州国は失敗であった」…

 腹部MRI,腹部超音波とフィブロスキャンを受けた日に『医者という病』(和田秀樹、2023年、扶桑新書)を読んだ

本日は朝から春の雨と風が強かった。一年前から年に一度の腹部MRI検査の受診が決まっていた。半年前に腹部超音波の検査を同じ日に設定した。検査結果も踏まえての受診が同じ日に設定できれば効率はよいのだが、それは叶わず受診は次週4月3日である。検査当…

「第1章 専門医とういう病」(『医者という病』、和田秀樹、2023年11月))を読んだ

『医者という病』は和田さんの本では比較的新しい。リクエストの順番が早くも回って来た。「第1章専門医という病」を早速読んだ。実は本日、糖尿病代謝内科を受診して帰って来た。そして明日は「消化器内科」で腹部MRIと腹部超音波検査を受ける。MRIは膵臓…

糖尿病内科(新百合丘総合病院)の二度目の診察日のこと ~病院が好きなんだな~元気がでる

「私は病院が好きなんだな」と思う。昨夜は風呂に入って22時10分には床に就いた。合気道の稽古の後なので洗髪もした。6時10分に目覚ましをかけておいたが早めに5時40分頃には目覚めて真向法体操をしてから起きた。朝食はコーヒーを入れて大根ニンジン玉ねぎ…

『随筆人間革命』を少し読む、『小説人間革命』は冒頭の読んだが返却した

合気道の水曜日の稽古は後両手取りからの技をやった。 帰宅して随筆「人間革命」を少し読み継いだ。本書は先に文藝春秋で「池田大作さんと松本清張さんの対談」(古いものの再掲)を読んで触発されて本書と「人間革命」の第一巻を借りてきたものだ。稲城図書…

 『戦国権謀』(松本清張)を読んでから『「大漢和辞典」の百年」を読み継いでいる

『戦国権謀』(松本清張短篇全集1、昭和28年)この本のテーマは、徳川家康に仕えた本多正信とその子息の本田正純のことを書いている。題材は歴史小説ということになるが、実際は人間模様を書いている。どの時代においても人の生きるはどんなにか哀しいもので…

 読みきれずに返す本の記録『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』(ブレディみかこ、新潮社,2021年)

読みきれずに返すかもしれない本を書いておく。 (1)「『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』(ブレディみかこ)を読み始めた。たわいのないことが、平易な表現で書いてある。こういうのを読みやすい本というのだろう。 1965年福岡生まれの著…

 脳死臓器提供ゼロ 大学病院4割 ー移植法施行から26年で ~興味深い記事を読む「移植医療って?!」

日本では脳死移植よりも生体移植の方が多いのだと思う。後でデータを調べてみたい。最近の新聞の連載記事「患者を生きるかな?」でも、アルコール性の肝障害の男性が妹の肝臓の一部をもらい生体肝移植を受けて元気になったという事例が載っていた。作家の佐…

「楽さん会(地域の高齢者の会)の例会への出席から帰宅して朝日歌壇と朝日俳壇を読んだ

「楽さん会」の例会に参加した。今回の会議はアクティヴシニア会14回参加者(去年)と今年の参加者(15回)の合同会議であった。13時からの合同会議では新旧が合同して新組織を作るか旧会(「楽さん会」)に今年の参加者が参入するかの結論が出なかった。私…

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)]って何? ~「人から人」国内初感染

一昨日から孫のJRを連れて伊豆高原における2泊の旅を楽しんできた。J君は身長が1メートル71センチを超えた。神奈川県立H高校に合格した。一緒に、熱海梅園を訪れた際に「厠(かわや)」という看板を目にした。「厠」の文字の、「たれ」は何て言うのと受検…

 伊豆高原荘で中野信子のペルソナを読む

昨日から孫のJRと同伴者Yと伊豆高原に来ている。三冊の本を携えてきた。中野信子さんの「ペルソナ-脳に潜む闇」もその一つだ。脳科学者で若い美人だ。脳科学者は茂木健一郎さん一人て沢山と思っていたのだが、、。図書館の返却棚にあったので興味を惹かれた…

来宮詣と熱海梅園参り

祈ることいつ知り初めし七五三 孫のJ君が神奈川県立 H高校に合格した。昨年の4月にやはり来宮神社を詣て合格祈願をした。本日はその報告と御礼参りだ。私が退職した2011年1月、記念に温泉旅をしたときに、J君は3歳になったばかりだつた。その3月11日に東日本…

典座(道元)と料理(喰う)と合気道

本日は合気道の水曜稽古であつた。春分の日で休日だったので通例より大勢の方々が参加した。肩どりからの各種技の稽古をした。下実上虚を唱えながら動いた。昨日、長尾さんの歩けば病気の9割は治るを読んだ。さらに敷衍すれば考える合気道の稽古を週に二回以…

 『病気の9割は歩くだけで治る! 』(長尾和宏)を読む

東肝会に行き「自己免疫性肝疾患患者アンケート報告書」を送付した。この日の仕事は合格点をつける。しかし、まだ残心が足らないと感じた。 帰宅して、漸く届いた標記の本を読んだ。予想通りのことが書いてあった。 「脊椎ストレッチウォーキングのススメ」…

 「週刊医学界新聞」が「月刊医学界新聞」に変わる ~驚きの「お知らせ」を読んだ

ついにその日がやってきてしまった。「週刊医学界新聞」が「月刊医学界新聞」に変わる。驚きの「お知らせ」を読んだ。医学界新聞・第3556号(2024年3月4日付)で以下の記事だ。驚いた。ショックを受けた。 <「週刊医学界新聞」の名称及び発行形態変更のお知…

 第33回アジア太平洋肝臓学会総会(京都)と小俣政男さんのこと ~ ウイルス性肝炎の撲滅を

久しぶりに小俣政男さんのお顔写真を拝見した。髪の毛が真っ白だがお元気そうだ。八十何才だろうか?私のC型肝炎をフォローしてくれた最初の主治医の先生だ。 「第33回アジア太平洋肝臓学会総会(APASL 2024 Kyoto)に向けて」という大きな記事が朝日新聞(…

三月の山歩会「逗子仙元山」のあと恒例の朝日歌壇を読む ~ 「朝寝して晩年の知恵深くあれ(築西市 加田怜)」あやかりたい

風の強い寒い三月の日曜日であった。本日は「三歩会」の3月例会に参加した。概要を記録と記憶のために書いておきたい。 三歩会:2024年3月17日(日) 集合:逗子駅(JR)10時参加:MM,MS,MK,YT,TT(5名)登山:逗子・仙元山 逗子仙元山は、神奈川県の三浦半…

 「自己免疫性肝疾患を学ぶ」(講師:帝京大病院消化器内科 田中篤教授)講演会に参加した

本日(2024年3月16日)は、合気道の土曜日稽古を休んで標記の講演会に参加してきた。肝臓の疾患にもいろいろあるが、C型ウイルス性肝炎が飲み薬の開発により治療ができるよになったのに反して、最近、患者数の増加して注目されているのが「自己免疫性肝疾患…

『第一章 存在するとはどういうことかーー「現成公案(げんじょうこうあん)」を読むⅠ』(南 直哉)を読み継ぐ

本日は、昨年10月から始めた「東京肝臓友の会」でのヴォランティアの仕事日であった。6時10分に起きて、8時に出かけて行って来た。身体に緊張感がある。これも「修行」なのであり、昨日からの「禁酒」も継続している。 帰宅して、 『第一章 存在するとはどう…

 「横浜総合病院脳神経センター」への同伴者の受診に付き添い、帰りに花を買って帰宅して、『あるがままを行く』(日野原重明、朝日新聞出版,2005年)を読む

<友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来て妻と親しむ(啄木)> 「一握の砂」に載っている有名なこの歌は私も知っている。現代語訳は、「友がみな、自分より優れて立派だなあと思われる日は、花を買ってかえり、妻と親しく語らうことだ」となっている…

 歯科健診を受けてから高蔵寺(町田市)と周辺の七面山を散策し帰宅して「『正法眼蔵』を」読む』(南直哉)を読み始めた

高蔵寺は町田市三輪町にある真言宗豊山派の由緒ある寺である。石楠花と牡丹の花で有名である。そのほかたくさんの野の花で溢れミスミ草もある。この寺が三年前の2022年1月3日に火災で燃えてしまった。失火原因は不明で放火の疑いも消えていないようだ。それ…

「本は私に自由を与えてくれるか?」 ~昨夜リクエストした本を今日借りてきた

図書館が近隣にる街に住む幸せを実感している。ここに越してくるときに近くに図書館があるのを知らなかった。川崎市麻生区が住居ちなのだが隣の稲城市立図書館まで歩いて15分で行ける。本日は午後から雨だというので昼前に歩いて行って来た。昨夜リクエスト…

 松岡正剛さんてどういう方か ~「編集工学者」って?

<一 編もすべてを捨てよといい、道元もすべてを捨てよという。一編が私淑する空也の思想を受けつぎ「捨ててこそ」の一念に徹したように、道元も自己をすてよという。> 冒頭の引用は、昨日よんだ瀬戸内寂聴さんの本からだ。 「捨てる」ってどういくことか?…

 眼科医で視野計測をしてきた日 ~ 心が乱れている

本日は東日本大震災から丸13年であるという。あの日のことは鮮明に今も覚えている。ああ「3.11」なんだ。翌、3月12日は温かい日であった。朝から車のガソリンを求めてガソリンスタンどを回ったが何処でも給油ができなかった。 帰宅して一休みしてからよ…

 『みんなボケるんだから』(和田秀樹著)の広告を読んで和田さんのことを思う ~ボケ防止に歩こうよ!

和田秀樹さん、灘高校卒東大理科三類東大医学部精神医学精神科医私より13歳若いから64歳かな?和田さんはたぶん300冊くらいの本を書いている。億万長者だろう。娘二人は東大か何処か医学部をでていて医師かもしれない。すごい人だ。この和田さんも、「認知症…

 合気道の日曜稽古と朝日歌壇と朝日俳壇を ~ 「魂」の叫びが欲しい ~啄木や寺山修二も

本日は合気道の日曜日稽古であった。その前に午前中はPC楽会に参加した。PC楽会では麻生区民講師のチラシ作成の復習をした。私は5月開催の「大地震」のチラシを作った。タイトルの背景に無料の地震の写真を載せるた。写真を切り取る際の手法を習った。Window…

 国営昭和記念公園を散策した日に返ってから『くるま宿』(松本清張)を読んだ

本日(2024年3月9日、土曜日)には孫のJ,Rが二人してやって来た。朝の9時前には到着した。Jは私たちの三人目の孫、Rは四人目の孫である。Jが小学校に入学した9年前、私は68歳であった。入学してニ三日後に、妹のRチャンの幼稚園の入学式がありお迎えを頼まれ…

 ヤバイよコレって 〜コロナワクチン

新型コロナウイルワクチンはm RNAを利用したものが主流だ。このワクチンに対しては当初から危険視する意見もあった。昨日、文藝春秋の4月号の広告を見たら福島雅則さん(京都大学名誉教授)が書いている。私と同年代の福島さんは癌の基礎研究者だったと思う。…

 「POCUS」って何だ? ~ 「point-of-care ultra-sonography(超音波)」

医学界新聞の最新号・第3556号(2024年3月4日付)に「時代を積み重ね、未来を映し出すPOCUの可能性」という」座談会が載っていた。興味を惹かれた。 <身体診察の延長としてベッドサイドで行われるpoint-of-care 超音波(POCUS)の広まりやポータブル型・携帯…

『口秋々(しゅうしゅう)吟』(松本清張)を読んだ ~暗い哀しい物語だ・・・

この小説は「オール読物」(昭和28年3月号)に掲載された。「オール読物」は五、六歳の私の家にあった二冊の本の一つだ。もう一冊は「家の光」という雑誌だ。昭和28年というと昭和22年生まれの私が6歳の時のことだ。この小説は清張さんの四作品目だろうか? …