TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

はてなブログ2日目は映画「存在のないこどもたち」をみた!

 昨日の午後ににヤフーブログからはてなブログへの移行を行った。「はてな」が提供してくれたマニュアルに沿って比較的容易に移行が完了した。過去1年間のヤフーブログは入門の域を出ていなくて画像が1つも入っていない。文章データだけであったので30分くらいですんだ。さて、夏も終盤にきたが今日も暑い。本日も避暑を兼ねて昼前からアルテリオ映像館に映画「存在のない子供たち」を観に行ってきた。東欧レバノンを舞台とする物語だ。レバノンで生まれ育ったナディー・バラキンが監督・脚本・出演を手掛けた。主人公の少年ゼインは自分の誕生日を知らない。貧しい子だくさんの両親は自分の子どもの出生証明をとっていない。戸籍もない。歯科医で乳歯がないことから12歳くらいとされる少年ゼインが過酷な現実を懸命に生きる姿を描いた奇跡の物語である。「両親を告訴する。こんな世の中に僕を産んだんだから。」悲痛な叫びをあげながらも懸命にかつ逞しくいきる少年の姿に観る者はこころを打たれる。一見ゆたかな筈の現代日本社会においても幼児への両親による虐待が相次いで報告されている。私たちは親になることにもっと自覚的でなくてはならないはずだ。わが子に加えて複数人の孫まで授かったG爺(私)はこの映画を自分に引き付けて観て来た。