TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

リハビリの仲間に負けじと競争心・・・!

 俳句も短歌も好きでこころみてみて試作もしたがものにならない。それでも朝日新聞朝刊の「俳檀と歌檀」はときどき読んでいる。作品もそうだが選者のコメントが面白い.。

冒頭にのせた歌の下の句は「企業戦士の癖ぬけきらず」と続いている。作者は年老いて何かの病のあとでリハビリテーションに励んでいるのであろう。病後のリハビリテーションはひと夫々なので何も競う必要は微塵もないはずだ。にも拘わらず務めていた頃の癖で競争してしまう。歌のこころはわかる。

 同じような経験を別の場面でも感じた。ここ数年麻生区老人福祉センター主催の「男の料理教室」に通っている。一組4名で3グループ12名の料理教室だ。かなりの倍率でこれに参加出来るのは籤運がよいことらしい。ここでも「お料理の仲間に負けじと競争心・・・」ということがある。たとえば魚を三枚におろし小骨をピンセットで抜く作業があった。やたらと丁寧に時間をかけて抜くひとがいる。じゃが芋の皮も適当にむけばよいのにと思うのだが・・・。「所詮おとこの料理教室」なんだから手抜きで楽しんでやろうよ、となかなかなれないのである。ともあれ我らG爺たちは懸命に働いてきたのだ。