TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

今日の医学・医療記事から

 今年のノーベル医学生理学賞は、「細胞の低酸素応答解明」の業績で米国と英国の三人の研究者に決まった。三人とも60歳代の初めの方だ。動物は低酸素の状態になると、エリスロポエチンが増えて赤血球が多く作られて酸素を確保する。生命維持に必要なこのメカニズムの解明が受賞対象だという。画期的な成果だ。

 更に今日の朝日新聞朝刊の神奈川版に、米国で両肺の移植手術を今年の7月に受けて最近帰国した相模原市の女子高生のことが載っていた。難病の肺動脈性肺高血圧症のため移植が最後の治療手段だった。日本ではドナーの見通しはなかったのだろう。ここまできたか移植医療の感がらある。一方で日本の移植医療の状況もしりたい。是非のともあれ脳死を人の死と日本で容認してからまだ二十年余だろうか。若い命が希望を持って生きられるのは素晴らしい。この記事を読んでから日本で自動体外式除細動器AEDを一般の人が扱えるように法律が変わったのは2004年6月末だという。G爺はこれまでAED講習を二度受けた。機会を見つけてまた講習を受けようと思う。