TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

平安の処方箋 令和に再び

 「平安の処方箋 令和に再び―日本最古の医薬書 新たな現代語訳進む」という興味ある記事が今日の朝日新聞夕刊にでていた。私のこのブログは、自身の健康管理の記録や通院記録そして広く医学・医療の話題を拾っている。上記の新聞記事も記録と記憶のために引用しながら紹介したい。

 日本最古の医薬書の現代語訳が進み、伝統医学「和方」の膨大な処方が、再現可能になろうとしている。西洋医学に対して、中国医学(「漢方」)がるが、「和方」という日本古来の医薬書があったのだ。
 この医薬書は平安時代桓武天皇(737~806)が作らせた「大同類聚方」だ。原点は失われたが、複数の写本が存在するという。今回は、幕末の医家佐藤方定が高く評価した「寮本」を横浜薬科大学の漢方和漢薬調査研究センターが、来秋完成にむけ現代語訳に取り組んでいる。桓武天皇は手頃な国産生薬の「和方」で医療の全国標準化を目指して、編纂を命じ、死後完成したという。万葉集で知られる大友家持が伝えた「高千穂薬」という処方箋も含まれている。

 実に興味深い記事なので紹介した。来年の秋には完成するらしいので関心を持って待っている。