TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

骨髄移植と骨髄バンクを考える!

 慢性骨髄性白血病の治療法に骨髄移植がある。骨髄を移植することによって体内で新しい造血が始まることによって患者は救われる。患者がAB型の血液であってO型のドナーから提供を受けて骨髄移植治療が行われると血液型はO型に変わる。まさに身体の不思議なメカニズムに基づいた治療である。この骨髄移植には白血球の型が適合することが必須条件である。従って移植に適したドナー(提供者)を捜すのは至難の業である。このドナー登録に骨髄バンク制度がある。いまから30年前に400人ほどしかいなかったドナー登録者は今では全国で50万人を超えているという。かつドナーになるには年齢が55歳未満と限られている。まさに骨髄バンクは善意に支えられた医療の代表と言えるだろう。