TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

人生100年時代高齢者の居場所は

 表題の題の見出しの記事を夕刊で読んだ。一人は競輪車券場へ350日「することない」。もう一人は、「スーパーのイオンでラジオ体操一日いることも」という見出しだ。一人目の方は横浜市の七十四歳の男性で、ビル管理会社の役員を2013年で辞めた頃に妻に先だたれた。二人の娘は自立し一人でやることがない。1日1,500円の小遣いで日中を過ごせるのが車券場だった。二人目の方はスーパーのイオンで日中を過ごす。イオンは全国9店を早朝のラジオ体操向けに開放している、という。東京江戸川区の葛西店は店内通路に一週180メートルのウォーキングコースを設置した。

  上記で紹介した二人は決して特殊な方ではないのだろう。でも年寄りはそんなに暇か?食事洗濯掃除買い物と一人暮らしなら尚のことやることが沢山あるのでは?競輪の車券場でなくとも、スーパーでなくても、冷暖房のきいている公共施設は今なら沢山ある。デパートの休憩所、駅の待合室なんかも短時間なら邪魔にはならない。それよりも公共図書館がある。図書館は冷暖房付きで新聞も雑誌も本もただで読める。社会人席という優先席もある。

 今回紹介した記事はなんか高齢者は居場所がなくて困っているみたいな印象を与える。もう少し違う見方があるだろう。総務省の人口推計によると65歳以上の高齢者は、9月15日時点で前年比32万人ぞう3588万人だという。総人口に占めるわりは28.4%で過去最高を更新し続けている。高齢者は働いて社会を支えてきた功労者なんだ。スーパーの片隅や競輪場の車券場なんかではなくて、図書館や快適な公園ベンチや老人福祉センターとかをもっと拡充したらとよいと思う。私は読みたい本があり過ぎて時間がたりないぞ。