TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

AEDの使い方をみんな学ぼうよ! 

 「心肺(脳)蘇生」講習会をこれまで3回受けた。最近(去年)うけた講習会のタイトルが「心肺蘇生」から「心肺脳蘇生」に変った。15年くらいまえに受けた講習会では胸郭圧迫が中心であった。最近の2回はむしろAEDの使い方実習が中心だった。AEDとは、「自動体外式除細動器」のことである。最近では駅、市役所、等々にAEDが設置されているのよく目にする。心臓(ハート)マークのついた30センチ四方位のオレンジ色のの容器である。誰もが目にするが何かを知っている人は意外と少ないかもしれない。私は医学・医療系の出版社に40数年勤務してきたので医療に関心がある。AEDくらい使えなくてはと思い町内会の講習会に参加してきた。AEDの容器を開いて自動音声の指示通りに使えば良いのだがことのほか難しい。緊急の際に的確に使えるかはまだ自信がない。出来れば半年に1回位の講習の機会を持ちたいものだ。消防署や駅や市役所や中学高校とか人の集まる場所で定期的に講習会を開催することが望ましい。中学や高校の保健体育の一環として実戦経験を必修にするのがよいと思う。
 ■AEDを使えば後遺症減―現場で心拍戻らなくても(国循調査)■
 「死に至る可能性の高い危険な不整脈心室細動」を起こして倒れた人に対して、周囲の人がAEDを使って心肺蘇生を試みた場合には、救急隊が到着するまでに心拍が再開しなかったとしても、その後の脳障害による後遺症を減らせる可能性がある。」こんな調査結果が国立循環器病センターの研究結果で示された(12月18日)。研究チームは、AEDの音声ガイドに従って電気ショックや心臓マッサージなどを続けることで、質の高い心肺蘇生につながっていると分析している。AEDは2005年頃から普及し始め、鉄道の駅やオフィス、商業施設などに約60万台が設置されているという。だが、市民が居合わせた状況でAEDが使われた割合は5%程度に過ぎないという。私の住んでいる川崎市麻生区はるひ野駅近辺では、小学校に入る角のビルの側面、はるひ野駅の2カ所にあるのは知っている。今後はことあるごとにAEDの設置場所に注目して確認して覚えておきたい。AED設置場所アプリを作って欲しい。トイレ場所表示アプリがあるので既にあるかもしれない。以前の、AED講習会での心肺蘇生実践の経験で印象に残るのは、「声出し確認」である。緊急の場合、周囲の人に大声を出して協力を求めることである。「(倒れたひとに)わかりますか?と頬を叩いて意識を確認する。」「(周りのひとに)救急車読んでください」「(周りの人に)AEDのあるところ知りませんか?」と尋ねる 。「自分が知っていたら、駅にAEDがあるから持ってきてください」、等々である。
 実は、先日、映画をみて駅に向かう道で縁石に足をとられて私は前面から道路に倒れた。あわや大惨事の危険もあった。「大丈夫ですか?」と一人の少女が声をかけてくれた。幸いに事なきをえた。外で困った人をみかけた時に如何に援助できるかを再認識した。今日はAEDについて再考した。