10年くらい前にポーランドに旅した。その折にワルシャワから古都クラクフにも足を延ばした。クラクフからバスで2時間ほどでアウシュビッツにも行ってきた。不覚にもその時にはかのアウシュビッツに行けるとは思ってもいなかった。その翌日にヴィエリチカ岩塩抗へもバスで訪れた。その帰りにバス便が分からずにバス停で困っていると20代の若者のカッププルが英語で助けてくれた。私たちが不安そうにしていたので同じバスなのでとワルシャワ市内まで同行してくれた。その時に私たちがの日本人の老夫婦であると知って、「日本というと京都議定書ご存知ですか？」と聞いてきた。不覚にも私たちは京都議定書は「地球温暖化防止の会議が京都で開かれ、その折に決まった排出ガス規制かな？」くらいの知識しかなかった。知り合いになった女性はポーランド人で英国に留学しており英国人の彼を伴いワルシャワに帰省したのだと言っていた。良家の娘さんなのだろうと想像した。
さて、本日の朝日新聞（16面）で「SDGｓの17目標」の記事を読んだ。今度はSDGｓが何なのが分からない。冒頭に次のような記述があった。「先進国に温室効果ガスの削減を義務づけた〈京都議定書〉が1997年に採択された京都ではSDGｓを教育に取り入れる動きが広がっている。・・・」 SDGｓは環境破壊をまももる動きかな、との想像がついた。ここでSDGｓについてしらべた。
■持続可能な開発目標■
SDGsは。英語に開くとSustainable Development Goal であり、日本語では「持続可能な開発目標」なのだという。2015年9月、前進であるMDGｓ（ミレニアム開発目標）を継承して国連で採択された。貧困問題をはじめ、気候変動や生物多様性、エネルギーなど、持続可能な社会をつくるために世界が一致して取り組むべきビジョンや課題が網羅されいる。そういうことなのか，高邁で壮大な目標だ。世界で戦争がちっとも無くならないし、地球温暖化の会議から米国のトランプさんは撤退するしで危ういもんだとの気がする。SDGｓの以下の17目標が掲げられている。
記憶と記録のために掲示する。
（１）貧困をなくそう
（２）飢餓をゼロに
（３）すべての人に健康と福祉を
（４）質の高い教育をみんなに
（５）ジェンダー平等を実現しよう
（６）安全な水とトイレを世界中に
（７）エネルギーをみんなにそしてクリーンに
（８）働きがいも経済成長も
（９）産業と技術革新の基盤をつくろう
（１０）人や国の不平等をなくそう
（１１）住み続けられるまちづくりを
（１２）つくる責任つかう責任
（１３）気候変動に具体的な対策を
（１４）海の豊かさを守ろう
（１５）陸の豊かさも守ろう
（１６）陸の豊かさも守ろう
（１７）パートナーシップで目標を達成しよう
高邁な目標であることがよく分かった。そこで私が実行するのは出先で自分の出したゴミは持ち返って自分で分別して処理しよう、必要以上に車にのらずに排気ガスを出さないようにしよう、位の所から実行に移し行くことにする。
