TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「狂うひと」-「死の棘」の妻・島尾ミホ(梯久美子)を読んだ!

<「狂うひと」-「死の棘」の妻・島尾ミホ梯久美子)>を携えて久米島旅行に行ったのは昨年の12月11日だった。あれから年を挟んで丁度1カ月が経過した。文字通り重さも中身も重い本であった。梯さんは、「散るぞ悲しき」で2006年(平成18年)に大谷壮一ノンフィクション賞を受賞している。出だしのこkらおから、戦争と戦争で若くして没した人たちに一貫して関心を寄せてテーマに選んでいる。この本の初出は、雑誌『新潮』(2012年11月号~2016年6月号)に掲載されたものが元になっている。いずれにしても大作だ。読後感としては、『死の棘』をどうしても読みたくなるというより暗澹たる気持ちが澱のようにここ残ってしまった。
 次は、『死の棘』をい読み始めようと思う。私の本だなにながいこと鎮座していたのだ。