阪神淡路大震災に思う。

 25 年前の1995年1月17日未明（午前5時46分）に兵庫県の淡路島北部沖の明石海峡を震源として阪神淡路大震災が起きた。あの日私はまだ自宅で布団の中にいたが何やら頭に眩暈のようなものを感じた。直接の揺れは余り感じなかったがかすかな振動は伝わってきていたのだ。この地震で6434人の方が亡くなった。家を失い家族をうしない人生が折れ曲がってしまった人は数知れないだろう。1995（平成７）年1月に私は48歳になったばかりであった。あの日から今日まではは私にとっても激動の25年間であった。私たちは震災の記憶を風化させてはならないだろう。忘れようはずもない16年後の2011（平成23)年には東日本大震災が起こっている。