TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

遂に読み始めた「しらふで生きる」(町田康さん)を!

 初めは新聞広告で次に書評を読んで、読みたかった『しらふで生きる』を手にした。私は名前は知っていたが、町田さんの本は一つも読んだことがない。『告白』という本を稲城図書館で見つけて借りてきた。何ページか読んだが分厚い本なので止めてしまった。町田さんは、2000年に「きれぎれ」という小説で芥川賞を受賞されている。もしかしたら受賞作の載った「文藝春秋」で読んでいるかもしれない。1962年生まれだから私より15歳も若いのである。1981年ということは19歳でバンドでレコードも出している。もとは歌手で小説家になり一杯本も出している。大学なんかに行ったり勤め人なんかはやっていなに違いない。やりたいことをやり、飲みたい酒を30年間たくさん飲んできたんだと言う。町田さんは、大友旅人の「酒を讃むる歌十三首を念仏のように唱えて乗り切ってきた。」と書いている。

 ともあれ、「しらふで生きる」を読み始めた。私の場合は、町田さんと違って肝臓は悪いし糖尿病を持っているし本当は酒を止めた方がいいのである。

 「また仕事を終えないうちは飲まない、という原則も設けた。なぜなら、大友旅人だって大宰師や大納言という職務を全うしたからこそ思うさま酒をのめたわけで、要するに酒は只ではなく、それを買うためにはカネを稼がねばならないからである。」

 こんな、真っ当なことを書いているのだから町田さんは極真面目なお酒のみであったのだ。私とても在職中はもちろん今も昼間からは酒を何時もは飲まない。ただOB会や合気道の稽古の後は昼間からも夕方4時からも酒を飲んでいる。ということで、読み始めてみると、町田さんの本はとても面白いと言うか、私にとって教訓的である。今日は、28ページまでよんだので続きは明日以降になる。この本は、1000円以上の価値あると思う・・・。良い本に出会えたものだ。