TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

ゆるゆるあるいはもぞもぞ体操について

 合気道の要は力をぬくことにある。脱力するが気を抜かない。言うは易し行うは難しなのである。これは全ての武道だけでなく、歌舞伎の所作やダンスにも通じるのだと思う。やったことはないが野球のバッティングやゴルフの打ち方にも通じるようだ。イチロウのバッティングは脱力して振り球をしんでとらえているのだと誰かが評しているのを読んだ。さもありなんと納得した。

 今日は標題の「ゆうるゆるあるいはもぞもぞ体操」に触れたい。20年も前に現職の頃に会社の同僚の女性が腰痛に悩み「ゆるゆる体操」をやっていると調子がよいと言っていた。その頃、本郷3丁目の湯島よりの所に「ゆるゆる体操」教室があった。私も覗いてみたが参加しなかった。これは、高岡英夫さんという東大の体育学の方が考案し2002年に公表したと知った。高岡さんは実は合気道の高段者であることも知った。高岡さん監修の「ゆるゆる体操のDVD」を購入して今ももっている。高岡さんは、株式会社運動科学総合研究所の所長であるという。

 さて、昨日の朝日新聞(2020年2月22日)付朝刊に、「ゆっくり動いて体を整える―ゆるゆる体操系」という記事が載っていた。これに触発されて今日は標題のテーマで記憶と記録をまとめることにした。「モゾモゾ」の考案者は鍼灸師あん摩マッサージ指圧師の資格をもつ片平悦子さんふぁという。「体を動かしてもらうと、力を入れすぎる人や、パッパッと急いで動かす人が多いけれど、モゾモゾ体操は、その逆でやってください」というのが片平さんのやり方だ。これはすべからくストレッチの鉄則である。「体操をする際には、足を動かす前に息を吸い、足をゆっくりと動かすと同時に、息もゆっくりと吐く」このやり方も合気道の動きに通じる。合気道も動くときに息を詰めることはしないで常に呼吸と動作を同調させている。「モゾモゾ体操」は動画サイト(https://youtu.be.GjZ71Cg20OY)で見ることができる。先に触れた「ゆる体操」の方も、運動科学総合研究所が運営するサイト(Https://www.yuruexercise.net/)で動画が公開されている。覗いてみよう。それにしても、最近はYutubeやいろいろなサイトが無料で公開されいる。初期のころはDVDの購入が必須であったが便利な世の中になったものだ。一方で、著作権知的財産権はどうなっているのだろうと思う。

 ともあれ、「ゆるゆる」「モゾモゾ」は体調管理の鉄則であることを確認して強調しておきたい。意を強くして実践していきたい。