TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

水筒内の緑茶―カビ防止効果(今日の新聞から)

 空いたペットボトルに冷めたお茶を入れて持ちあるいて飲んでいる。夏は半日で飲み終わってしまう。余り暑くない春先は2日間くらい持ち歩いて口をつけて飲んでいる。カビが繁殖してそのうち食中毒になるわよ、と家人に言われていた。そのことを実証する興味深い新聞記事を見つけた。記憶と記録のために紹介したい。

 「水筒に入れた緑茶が実はフタの内側にはびこりやすいカビの繁殖を抑えているーー。」こんな興味深い研究成果を大阪市内の中学生4人グループが専門誌に研究成果を発表した。(朝日新聞、2020年3月3日,夕刊)

 四人は特にカビのつきやすい水筒のフタに対象を絞って調べてみた。学校内に協力を呼びかけて水筒計43個を調べた。飲み物の種類や氷の有無、洗う頻度も合わせて聞いた。その結果は、43本のうちで24本のフタからカビが見つかった。フタの内側を拭き取った綿棒に付着したカビの胞子数は、1千個以上が7本、1千~1万個が7本、1万~10万個が6本、10万個以上が4本だった。最多は31万2千個だった。普段おもにほうじ茶を入れている水筒は胞子数が平均3681個、麦茶は1863個。一方、水では228個、緑茶では112個で、緑茶の水筒のフタのカビは麦茶やほうじ茶の10分の1以下だった。

「4人は緑茶に多い抗菌性のカテキンがカビの繁殖を抑えているのではないかと考察する。」とのことだ。

 中学3年生が「総合的な学習」授業の一環として上記の研究を行った。研究結果は雑誌「環境管理技術」の最新号に掲載された。

 上記の研究結果を読んで、私のペットボトル水筒はかなり危険だとわかった。いつもはほうじ茶の残りか麦茶をいれて持ち歩いている。やはり半日で飲み干してしまわないと不潔のようだ。