町田康さんの「しらふで生きる」を読み終えてから禁酒に向けて自己認識を変え始めている。まず、「私はアホである」と思うことにした。こう思うと何かうまく事が運ばなくても不思議と腹が立たなくなる。「アホなんだからもう一度やればいいではないか、学ぶに遅すぎることはない。」考え方次第で、ふっと身体の緊張感が解けてくる気がする。
「飲んでも飲まなくても人生は淋しい」こう思うと酒を飲んでの憂さ晴らしが無用になる。「酒は涙かため息か、心の憂さの捨て所・・・」心の憂さを捨てる必要がなくなる。
一昨日は、次女の亭主つまり義理息子がやってきた。最近、引っ越しをした。祝いにビールを飲んだ。私は2缶、彼は3缶飲んだ。手作り餃子で美味しいビールだった。
コロナウイルスの感染防止のために、3月2日(月)からほぼ全国の小中高校等が一斉休校になった。小学5年と2年の孫二人を2日間にわたり預かった。足掛け3日間は読書も通院もやめて孫との散歩、将棋の対戦、トランプ遊び等で時間を孫のために費やした。風呂にもいれて髪の毛をあらってあげた。これを幸せと言わずになんと言おう。このうえ酒まで飲んでいい気持ちになろうなんて虫が良すぎる。このように考えて過ごした。