TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「糖尿病は薬なしで治せる」(渡邊 昌)を読み始めた!

C型肝炎ウイルス」が30数年越しに漸く「ケンシュツセズ」になった。C型肝炎ウイルスとの付き合いと同時に糖尿病との付き合いが始まった。慢性肝炎と同じに糖尿病も自覚症状が全くと言っていいほどない。肝臓は沈黙の臓器と言われている。糖尿病も「モノ言わぬ病」と言える。糖尿病は万病のもとと言われている。  実は私の糖尿病との付き合いは長いのだ。2006年にC型肝炎の治療のために「PEGインスリン療法」を実施するために入院した。その際に既に糖尿病の飲み薬としてグリミクロンを服薬していた。栄養指導も受けた。これまでHbA1cが7.1前後で推移し比較的に血糖コントロールが上手くいっていた。ところが今年の2月4日の受診で、一気にHbA1cが8.2と高値になっていた。これはHCVが消えたのでアルコール摂取を解禁したからと思う。そこで「しらふで生きる」を志して節酒を続けている。その効果は表れてきた。しかし、夕方になるとお腹が空いて来てお菓子を食べる。夕食時にはお酒をのまないがどうしてもご飯の量が多くなる。

 ここで今日のテーマである「糖尿病は薬なしで治せる」に戻ろう。著者の渡辺さんは食事と運動療法だけで糖尿病をコンントロールしたのだ。渡辺さんは53歳で糖尿病になったらしい。今は79歳でお元気でご活躍のようだ。渡辺さんの本を読み始めた。渡辺さんは、まず規則正しい生活を始めた。食事療法も1600キロカロリーから開始した。私が「PEGインターフェロン療法」で東大病院に入院した際の病院食が、1600キロカロリーであった。これはとても少ない量だ。軽い夕食となる。渡辺さんの食事療法の項目から引用する。

 「(1600キロカロリー)その量は、今まで食べていた分量から考えると、やはり相当少ない量です。それで、非常にお腹がすくのです。糖尿病治療というのは、まさに最初は空腹感とのたたかいです。糖尿病の一番の症状は「食欲」かもしれません。」

 ああ、こういうことだったのか。目から鱗の感動である。私も最近は、よくお腹がすくのだ。これは「健康の証」とおもっていたが、そうではなくて、「糖尿病の証」なのかもしれない。渡辺さんがこう書いている。「食欲との闘いに勝利するためには、いくつかの工夫があります。中でも大事なのは、ゆっくりと,よく噛んでたべるということです。」

 今日はここまでとする。この本を読みながら私の糖尿病との付き合いを再考していきたいと思う。