TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

新型コロナウイルス―「抗原検査」5月13日にも承認へ

 新型コロナウイルスに限らず、ウイルス感染の検査には、抗原検査、抗体検査、PCR検査(ウイルスの遺伝子検査)の三つがある。新型コロナウイルスに感染しても、感染初期には抗体ができていないので、抗体会検査は1週間~10日以降でないと検査ができない。PCR検査は1時間以上の時間を要し、機器と技術者が必要である。一方、抗原検査は検査キットがあれば比較的短時間でできる。以上が、私の理解である(間違っていれば後日に訂正する)。

 さて、本日(2020年5月11日)の朝日新聞で、<「抗原検査」5月13日にも承認、PCR検査と併用へ>という見出しの記事を読んだ。記憶と記録のために、引用しながら纏めておきたい。
 「新型コロナウイルスに感染しているかどうかを短時間で調べられる抗原検査について、厚労省は確定診断につかう方針を固めた。」5月13日にも、検査キットが薬事承認される見通しとのことだ。「抗原検査は、鼻やのどの奥をぬぐってその場で、検査し、10~30分程度で結果が出る。<認される見通しなのは、「富士レビオ」が4月27日に申請した抗原検査キットとのことだ。>抗原検査は、短時間でできるが、精度が低くウイルスを検出できない可能性があるとのことだ。「このため、厚労省は抗原検査で感染が確認できなかた場合でも補完的にPCR検査をして見逃しを防ぐ方針とのことだ。」

 上記の記事を読んで、「抗原検査キット」が未だなかったのかと驚きを禁じ得ない。新型コロナウイルス武漢で発生して、まもなく横浜沖に停泊していたクルーズ船「ダイアモンド・プリセンス」ないで集団感染が起こったのは2月頃ではなkったろうか。あれから2カ月以上経過しているのに、抗原検査キット、また抗体検査キットが無いというのはどういうことなのだろうか?PCR検査については、高価な危機と技術者が必要なので検査が思うように進まなかったと聞いて「そうか」と思った。ドイツはPCRに関して既に豊富な機器と技術者がおり今回の新型コロナウイルスを封じ込めが功を奏して死者の数が他のヨーロッパの国々より少ないとのことだ。
 PCR検査もウイルスの増幅が不十分だと見逃しが起きているようだ。抗原検査はそれよりも見逃しが生じやすいのかもしれない。早期に診断して適切な対処を行うことが求められるので、時宜をえた対応を期待したいものだ。