TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

上司の鏡と下司の恥じらい―SNSの記事を読んで!

 本日、スマホツイッターFaceBookか何かを閲覧していて、極めて興味深い記事を読んだ。再度、読みたいと思ったが見つからない。それは若い医師の投稿であった。内容は概略以下のようであった。

 「研修医の時代にミスをしてしまった。上司にミスについて報告した。それを聞いた上司は、一言も文句も言わず叱責もせずに、物凄い速さで事態の収拾最大限に動いてくれた。部下のミスは私のミスである。私の高い給料はこのような場合に働くことも含めて支払っててもらっている。君(部下)はミスを私(上司)に報告したことで責任を果たしている。責任は私にある。このような上司の対応をうけて、私はこの上司のもとで働くことに喜びをもって過ごした。」

 これを読んで私は目から鱗の思いを感じた。私には勤め人時代に苦い経験がある。「部下に任せていた仕事が収拾ができない程に遅れた。仕事の遅れだけでなく別の問題をも惹起した。私は最大のフォローに回ることができなかった。結果としてこの中間管理職であったこの部下は降格となった。私は1年間のあいだこの部下(課長職)の仕事も上司(部長)として行い次の人事で後任者を充てるまで代行して凌いだ。事後処理には最善を尽くしたが自他双方に悔恨を残し筆舌し難い苦労をしたが適切な対応ではなかった。

 上記の上司の鏡のような方の態度を知ると自らの不明に今もって悔恨から忸怩たる思いで恥じ入るばかりである。武士なら腹切りものであろう。