TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

新型コロナウイルス感染―重症化の謎に遺伝子解析で迫る

 新型コロなウイルスノ世界の感染者は、500万1494人に上る。死者は32万8227人である。国別では次のようだ。
 米国 155万1853人  死者は9万3439人
 ロシア 30万8705人  死者は2972人
 ブラジル 29万1579人 死者は1万8859人
 英国  24万9619人  死者は3万5786人
 スペイン 23万2555人 死者は 2万7888人
 イタリア 22万7364人  同 3万2330人
 フランス 18万1700人  同 2万8135人
 ドイツ 17万8545人  同 8172人
 トルコ  15万2587人  同 4222人
  以下、感染者の多い国は、イラン、インド、ペルー、中国、カナダと続く。

 (2020年5月21日午後5時現在、米国ジョンズ・ホプキンス大学集計による)

 一方、国内の感染者数は、ダイアモンド・プリンセス号の乗客乗員を除くと以下のようである。感染者1万6424人、死者数は777人となっている(21日午前0時、厚生労働省データ)。日本では、5月22日に、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、北海道を除いて、緊急事態宣言が解除された。しかし、新型コロナウイルスがこのまま感染に向かうのか否かはまだ分からない。上記の数字を見る限りでは、日本の新型コロナウイルス対策は現時点では上手くいっているといえるのであろうか?感染者数は実は集計データの10倍以上との見方もある。予断を許さない。

 さて、上記の現状を踏まえたうえで、本日の朝日新聞で興味深い記事を読んだ。「コロナ重症化の謎-遺伝子解析で迫る―7大学人種の違いに着目」というタイトルの記事だ。興味を惹かれたので、記憶と記録のために概要をまとめておきたい。
 新型コロナウイルス感染症が重症化する仕組みを、患者の遺伝子解析を通じて解き明かそうというプロジェクトが始まったとのことだ。研究グループは、人種ごとに異なる遺伝子によって免疫反応に違いが生じているとの仮説を立て、ゲノム解析で確かめるのだという。重症化因子が判明すれば、今後のワクチン開発に利用できるとことだ。特に注目しているのが、HLA(ヒト白血球抗原)だ。重症患者と無症状患者とで比較して、重症患者に特有の遺伝子を見つける。欧米でも進められている同種の解析結果と照合すれば、日本人の死者数が少ない原因の解明に茂つながるとしている。

 いずれにせよ、研究の進展が待たれる。一方、まだ日本の新型コロナウイルス感染は終息しているわけではない。このまま。これ以上の感染及び志望者が増えないことを望むばかりだ。