TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

緊急事態日本全国で解除(2010年5月25日付)

 政府は25日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、北海道、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の5都道府県の緊急事態宣言を解除するこを決めた。緊急事態宣言の発令が月7日に7都府県で出され、同16日に全国に拡大された。さらに5月4日に緊急事態宣言は5月末まで延長された。その10日後の5月14日に、5都道府県を除き緊急事態宣言が解除された。それから11日ごの25日に、47都道府県すべてで解除された。
 安倍首相の記者会見での解除の理由は以下のようだ。「日本全国で、新規の感染者は50人を下回り、一時は1万人近くいた入院患者も2千人を切った。」北海道と神奈川県は24日時点で、解除基準の目安の一つである「直近1週間の新規感染者が10万人当たり0.5人程度以下」を上回っていたが、医療提供体制の状況などを踏まえて総合的に判断した、とのことだ。

 神奈川県でも緊急事態宣言が会解除された。毎日が日曜日の退職者のG爺の私たち老いた爺婆は健康維持のために毎日できる限り近隣の林の中を歩いている。途中、多摩の尾根幹道を見下ろすと明らかに車の数が増加している。大型連休の頃は、若い世代の親子連れがマスクして散歩しているのに頻繁に遭遇した。近くの家のベランダではテレワーク最中と思しき男性が大きなノートパソコンを開いておお声で話しているのを目にした。それらの姿も見えなくなった。
 今回の、緊急事態宣言の解除で新型コロナウイルス感染が収束するか否かは神のみぞ知るである。近隣のファミリーレストランも店頭で持ち返り弁当を販売しているが、まだ軒並み閉まっている。この状態が続けば文字通り飯が食えなくなるのは明らかである。街並みの静かさは不気味ですらある。何時になったら元のように活気ある社会生活に戻れるのか?戻れるとしても少し違った形にしていく必要があるだろう。もう真夜中までレストランが開いていることはいらない。「働き方改革」は既に外からなされた。

 ■国内の新型コロナウイルス感染者数(25日、午前10時、厚生労働省)■
 感染者数 1万6581人
死者   830人

 ■感染者の多い国・地域(25日、午後5時現在、米国ジョンズ・ホプキンス大集計)■
世界の感染者数 541万⒕98人
死者数  34万5122人
米国 164万3499人  死者 9万7722人
ブラジル 36万3211人 死者 2万2666人
ロシア 34万4481人 死者 3541人
英国  26万916人  死者 3万6875人
スペイン 23万5772人 死者 2万8752人
イタリア 22万9858人  死者 3万2785人
以下、フランス、ドイツ、サウジアラビア、チリ、メキシコ、ベルギー、パキスタン
   オランダ・・・。
 

 ■日本は抑え込みに成功したのか■
 標記のような大きな見出しで、朝日新聞朝刊(26日付)が、これまでの日本における新型コロナウイルス感染の推移を纏めていた。実際に上の数字をみると、米国やヨーロッパ諸国の感染拡大の数と比べてみると一桁違う。東京都の人口は、米国のニューヨーク市よりも多い。両都市の感染者数を比較すると驚くばかりであろう。日本では、PCR検査を抑えているので感染者の人数が少ない。実際は10~20倍くらいの人が感染ているのではという声も聞かれる。
 <新型コロナウイルスを抑え込んだかに見える日本の状況を、海外メディアは驚きと共に伝えている。強制力のない外出自粛やPCR検査数の少なさにもかかわらず、日本で感染が広がらなかったことに着目し「不可解な謎」「成功物語」などと報じている。>