TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

京アニ放火殺人の容疑者逮捕(2020年5月28日)に寄せて思うこと

 昨年(2019年)7月18日、京都アニメーション第一スタジオが放火され、36人んが死亡した。この放火の犯人で自らも重度の火傷を負って入院加療を受けていた容疑者が殺人や現住建造物等放火の疑いで逮捕された。あの事件から10カ月が経過した。その傷跡は遺族はもとより私たちにも癒えることはない。この事件の3年前の2016年7月26日には、相模原障害者施設殺傷事件で入所者19人が殺されている。この二つの事件は直接はなんお関わりもないが無差別殺人という共通点がある。両事件の犯人がどうせ死刑になるんだからという態度でいるのも何ともやり切れない。
 本日は、記憶と記録のために「京アニ事件」を敢えて取り上げた。

 今から48年前の1972年2月19日~2月28日にかけて、「浅間山荘事件」が起きた。連合赤軍による山岳ベースを舞台としたリンチ殺事件である。これ私め爺(73歳)と同年齢の若者たちが起こした事件である。この事件は、私たちの世代の罪と暗部の一つだと思いながら生きてきた。殺人によしあしはないが、「相模原事件」「京アニ事件」のようなやり切れなさは感じなかった。
 新型コロナウイルス感染拡大が世界的に続く中で、私たちの社会はこれからどうしていったらよいのかと複雑な想いでいる。