「民間で友人初の宇宙船を米国が打ち上げ成功」のニュースが飛び込んできた。米国東部時間30日(日本時間31日の早朝)、に国際宇宙ステーション(ISS)に飛行士を運ぶ初ぶ友人宇宙船の打ち上げに成功した。かつてのスペースシャトルが引退したのが2011年とのことなので、実に9年振りだ。2012年からISSへの飛行はロシアのソユーズに頼ってきた。今回の宇宙船は、試験飛行とのことである。NASA(米航空宇宙局Z)の飛行士2名が乗り込んでISSに向かった。順調に帰還すれば、8月末にも始まる運用飛行で、日本人の野口聡一郎さんが、米国の飛行士以外として初めて乗るとのことである。宇宙船は、べ国の企業スペースXが開発したクルードラゴンという宇宙船だ。ISSとの間を往復できる本格的な民間宇宙船としては初めてだ。費用は飛行士1人当たり、5500万ドル(約60億円)だという。米国はスペースシャトルの引退以降は、ロシアの宇宙船ソユーズに頼んでいたので、大丈夫なのかなと思っていた。別に私はトランプさんの贔屓ではないクルー物資を9回も連続して届けている。これはこれで素晴らしいことだ。
■主な宇宙船比較■
クルードラゴン:米国、定員7名、再利用可能、帰還はパラシュート
スペースシャトル:米国、7人、再利用可能、帰還は翼で滑空
ソユーズ:ロシア、テイイイン人、再利用はできない、帰還はパラシュート
■有人宇宙開発の歩み■
1961年:旧ソ連のガガーリンが人類として初飛行、「私はかもめ」
1969年:米国 アポロ11号で人類が月に着陸
1981年:米国 スペースシャトルが初飛行
1986年:米国 スペースシャトルチャレンジャーが爆発事故
1990年:日本人の秋山豊寛さんが初飛行
1998年:国際宇宙ステーション(ISS)建設開始
2003年: シャトル「コロンビア」空中分解事故
中国が3か国目となる有人飛行に成功する
2011年:ISS完成、スペースシャトルが退役する
本日は、記憶と記録のために、 米国の民間宇宙船クルードラゴンについてまとめた。併せて、新聞から宇宙開発のえぽーっくメイキングを再掲しておいた。