TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

新型コロナウイルスワクチンのこと―6月中にも国内治験

 新型コロナウイルスワクチンの開発が世界中で進められている。このことについて新聞記事(2020年6月27日)から纏めておきたい。
 国内では開発メーカーは感染や重症化を予防するワクチンの治験を6月中にも始め、結果を待たずに量産体制の準備も始めるという。治験を始める、大阪大学発の創薬ベンチャーアンジェス」は、阪大などと共同でウイルスの遺伝情報を使う「DNAワクチン」というタイプの開発を目指す。大阪市立大学病院での審査が承認され、治験を受ける人の登録が6月30日にも始まるという。安全性と有効性が確認されれば、ワクチンとして認められる。量産となれば、ワクチン製造は試薬大手の「タカラバイオ」(滋賀県)が担う。(この記事は、戸田政考、瀬川茂子、合田禄の三名の署名記事だ)

 ■世界各国のワクチン開発の動き■
 米国保健福祉省は、米バイオ医薬品メーカー「エマ―ジェント・バイオソリュウションズ(EBS)]と新型コロナワクチンや医薬品の大量製造を委託する契約を結んだ。英製薬大手アストラゼネカはオックスフォード大と開発中のワクチンをEBSで製造ウするっ契約を交わした。中国でも製造設備の建設が北京や武漢で始まっている。(このニュース記事は、ワシントン=香取啓介さんの外信だ。)

 タカラバイオは、焼酎会社の「宝酒造」の関連会社であると思う。35年くらい前に、ウイルスの増幅機器である、PCR(ポリメラーゼ・チェイン・リアクション)技術が日本に導入されてた時に、PCR装置の小型化機器を作ったのが「宝酒造」だったと記憶している。
 新型コロナウイルス開発の動きには目が離せない。大いに期待されるが、一刻を争う余り見切り発車的な面が見られる。世界的の同様である。新型コロナウイルスワクチン開発競争は成功すれば一攫千金になるので経済競争でもある。

<コメント>新型コロナウイルスワクチンのことを、このブログで纏めておくと、キーワードで関連記事の表示がなされるので知識の纏めに役に立つ。