新型コロナウイルスの世界の感染者数が6月28日までの、米ジョンズホプキンス大の集計で1014万5791人と1000万人を超えた。死者の数も29日の集計で50万人を超えた。
国連の基準で世界各国を「先進国」（36か国）とその他の「新興国・途上国」とわけると、感染者は先進国が約429万人、新興・途上国が585万人となる。ブラジルやペルーなど中南米諸国での増加が顕著で、インドなどの南アジアや中東、アフリカ諸国でも感染者数が増えている。
最近では、世界全体で1日当たり約17万人前後の感染が新たに確認されており、その約75％が新興・途上国になる。世界全体の死者数は、先進国が約31万人、新興・途上国が19万人で、依然として先進国が上回っている。ただ、最近は先進国の3倍超のペースで新興・途上国で死者が出ている。
一方、日本国内の感染者は、6月29日午後9時で新たに110人が確認され、累計1万8693人となった。緊急事態宣言解除後で最多の113人（28日）に続き100人を超えた。東京都では58人、私の住む神奈川県でも6人が確認された。東京都の58人のうちでは、20歳台が32人、30歳台が14人と若年層が多かった。接待を伴う「夜の街」関連が32人、感染経路不明が24人いた。
以上の、感染傾向を見ると、まだ夜の飲み会は危険のようだ。6月から毎土曜日午後の合気道の稽古を再開した。7月からは毎水曜日の稽古（午後18時～20時）も再開の予定でいる。マスクをして稽古をしているが、合気道の稽古は相対動作なのでどうしても接触が密になる。先の土曜日（27日）の稽古の折には、更衣室にバスケットボールに参加の若者たちが押し寄せていた。マスクもせずに大きな声で話しながら着換えをしているのが散見される。20～30歳台の若者たちの感染拡大はゆゆしきことである。免疫力の高い若年者は軽症で済んでも老人世代はそうはいかないと思われる。
やはり、コロナと共にいきることを忘れてはならないだろう。
