TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

合氣道の稽古と自然免疫について考える

 2020年7月23日(木)。本日から4連休が始まる。そういえば今日は、東京オリンピックの開会の日であった、はずだ。新聞もテレビも殆どそのことを話題にしない。新型コロナウイルスの感染者数は東京都で300名を超えて、明らかに緊急事態宣言が出された4月9日の時点を超えている。それなのに、7月22日(火)から「GoToとトラベル」なる旅行推進の動きが、始まった。いたずらに不安にかられ委縮するのも如何かと思うが、今後の動向に不安感はつきない。

 昨日は、7月から再開した合気道の夜の稽古に参加してきた。参加者は指導者のYさんを含めて10名であった。合気道の稽古はどうしても密着しやすい。そこで、本日の稽古では、初めには個々に「船漕ぎ運動」という基本的な一人稽古から入って行った。次には、片手取りから捌きの各種動作を繰り返して行った。この二つの稽古だけで身体は汗ばみ、有酸素運動を繰り返すので身体全体が活性化してくる。最後には、片手取りの捌きから相手の進行方向への動きたいという気の流れを利用して送り出す投げの動作を行った。この場合に受けての方は周るく前方受け身をして畳を手のひらで叩いて自らの体重を吸収させることになる。この動作で受けの抹消循環血液は指先まで流れ循環する。このような稽古動作の中で、もしかしたら稽古者の自然免疫力が至極高まってきているのではないかと勝手に想像した。「神経内分泌免疫同軸」(英語では Neuro-Endorine-mmunology )という概念が医学領域で注目されたことがった。人の身体を司る、神経系、内分泌系、免疫系という3つの系は、個々別々に機能しているのではなくて、相互に影響し合いながら統合して人の身体の調和を図っている、という考え方である。恒常性(ホメオスたーシス)というのは身体の内部環境を最も安定した状態に保とうとする傾向である。つまり、合気道の稽古によって身体の恒常性が保たれ、それにより人の自然免疫力が高まるのだと思う(期待する)。

 先日、免疫学者の宮坂昌之さんの記事を読んで、合気道の稽古が自然免疫を高めるのではないかと、期待を込めて考察した。ということで、これからも、三密を避けながら合気道の稽古に励んできたい。