TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『我が闘争』(堀江貴文)を半分以上読んで思うこと―やっぱり逸物だね

 『我が闘争』(堀江貴文)を半分以上読んだ。実に面白い読み物だし、背景は同時代なのでスリリングすらある。堀江さんは、1972年に福岡県八女市の生まれである。私の長女が生まれたのが1974年だから、ほぼ私の子ども世代である。堀江さんの父上27歳、母上が20歳でお見合い結婚して生まれた長男で一人っ子と書いてあった。堀江さんは九州の田舎者なんだ。ど田舎の幼稚園、小学校から久留米市中高一貫から東大(文Ⅲ)に現役で合格している。幼稚園から自宅にあった百科事典に魅せられて読んできたというから根っからの頭のよい子だった。東大在学中の1996年、23歳時に有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を設立した。2000年に東証マザーズに上場した。その頃に、事務員として採用した若い娘(19歳かな)と出来ちゃった結婚をしている。
 本日まで、半分くらい、上に紹介したところまで読んできた。面白いのだが実は少し中身に疲れてきた。堀江さんの学歴は、東京大学と書いてある。この本の通りだとすると、東大に現役入学して18歳~23歳まで大学で講義を聴いたり学んだりはあまりしていない。入学して駒場の寮に入って,、麻雀ばかりやっていたらしい。そのあと、本郷の学部に移って西方に住んでいた。ということは、文学部に移ったらしいのだが何学部とは書いていない。23歳で会社作って、卒業はしてないらしいから正しくは堀江さんの学歴は東京大学中退が正しいのだろう。そんなことはどうでもいいのだが、チョット読むのがしんどくなってきた。やはり頭のいい奴のやることは凄いのである。漸く大学を卒業して就職してサラリーを貰ってしこしこ勤め上げてきたG爺とは全くちがうのだ。

 ということで、最後までよんだら。また続きを書くことにする。まだ、最後までよんでいないのだが、「おわりに」だけよんだら、次のようなことが分った。「収監された長野刑務所の中で起こったあれこれ、そこで僕がどんあことを考えていたのかは、ほぼリアアルタイムでメルマガに書いていたので(『刑務所なう。完全版』文春文庫・『刑務所わず』文藝春秋に収録)、ここで改めて語るべきことは残っていない。」
 これは面白そうだ。捜して読んでみたい。それにしても、堀江さんは文章を書くのが好きなんだなとわかった。書きながら考えていくタイプのようだ。経営者という点では、稲盛和夫さんのように、「自分の魂を綺麗にしていきたい」というタイプが私の好みにはあっている。なんてケチをつけてみても堀江さんが逸物であることには変わりはないと感じた。