昨日（2020年8月2日）の朝日歌壇には新型コロナウイルス関連が複数採られていた。
栄螺焼き伊勢志摩限定ビール飲むコロナが地元を見直せと言う（松坂市 こやまはつみ）
短冊の「コロナが無くなりますように」も泥まみれの熊本豪雨（長野県 丸山志保）
道端にたびたびマスクが捨ててあるあなたを守った愛のこもるを（岐阜市 白井 均）
月刊の短歌雑誌もウイルスのうたばかり汚染されしか（高崎市 門倉まさる）
最近は散歩するときにも人気がない辺りはマスクをしないでいる。すれ違う前に急いでマスクを着けたり、ハンカチで口を覆ってすれ違ったりする人もいる。私は畑道や林の道ではマスクをしない。スーパーや郵便局などはマスクをしないと入れない。それにしても、道端にマスクがよく落ちているのを見かける。岐阜市の白井さんの歌に「道端にたびたびマスクが捨ててある・・・」とあるが、捨てたのではなくて落としていったのではないかと私は好意的にとらえている。手作りの可愛らしいマスクも落ちている。とにもかくにも、私たちの生活は新型コロナウイルスの感染拡大ですっかり変わってしまった。この機会に、如何に消費生活に溺れていたかと生活を見直していくことも大切だと思っている。自戒のために新型コロナウイルス感染の日本及び世界の現状を、記憶と記録のために採録しておきたい。
■全国1333人、東京292人新たに感染■
新型コロナウイルスの国内の感染者は8月2日、午後9時現在で、新たに1333人が確認された。1日当たりの感染者数が1000人以上は5日連続とのことだ。最多の東京都は292人で4日振りに300人を下回った。私の地元の神奈川県も新たに72人が確認されて、これまでの累計は2615人となった。居住地域別では、横浜市と川崎市が各23にん、大和市５人、藤沢市４人、相模原市と座間市が各３人、等となっている。地元麻生区でも近隣の王禅寺中学校の先生が罹患して休校になったと聞いた。一昨日は、久しぶりに海老名市に棲んでいる次女の家族、孫二人を連れて久しぶりにやってきた。まごの顔を見るのも緊張しながらである。例年なら既に夏休みであるが、今年は８月８日から２週間の短い夏休みとのことだ。
一方、世界の感染者数は1785万9763人（＋25万9023人）となっている。留まることを知らないような数字である。やはり、正しく恐れ行動変容をしていくことが大切と痛感する。
