TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

ポーランド「ザコパネ」旅行の思い出について思うこと

 先日(2020年8月21日)、TBSのBSで「高嶋ちさ子麗しのポーランド音楽旅ー絶景ザコパネで生演奏も!」という映像を流していたので観た。高嶋ちさ子は俳優の高島忠雄の姪だとか聞いたことがある。東京芸術大学の出身ではないが、高嶋の姪ということで演奏家になれたとの妬みをきいたことがある。実は生の演奏もきいたことがない。たしか二人の息子を育てながらバイオリ二ストとして活躍している。今日のテレビで見た印象では、活発で気持ちの良いお人柄と好感をもった。晩組で聞いたバイオリンの音色も技術も素晴らしい。プロである。
 このテレビ番組に触発されて私のポーランド旅行について書いておきたい。2007年8月9日~16日にかけて、ポーランドに妻のY子と行ってきた。私の60歳のときだ。その前年2006年8月にC型肝炎ウイルス肝炎の治療「ペグインターフェロン療法」に足掛け11日間入院して挑戦した。その経緯については、「私のC型肝炎ウイルス物語(第3章)」に詳述している。この頃は、肝炎の治療はさることながら、私は医学雑誌部担当役員の要職にあた。大幅な発行遅れにあった『胃と腸』という雑誌の管理を任されていた。実際は海外旅行に行っている暇も、時間的に精神的にも余裕はなかった。でも行った。妻のY子の希望を入れて、生きることを楽しむことも必要と感じたからだ。私の弱点でもり強みであることは、何がその時に急務であるかの選択に、自己意志よりも妻の意見を尊重したことだろう。ともあれ、この折のポーランド旅行について記憶をたよりに書く。
 8月10日の真夜中にロンドン経由腕でワルシャワ空港についてた。夜中に近い23時を過ぎているので、空港から市内に出るバスの最終に間に合うかどうかはわからなかった。ところが救う神が隣にいた。偶然、となり合わせたロンドンからワルシャワに戻る中年の女性が救ってくれた。その女性は、空港に姪御さんが迎えに来ているという。私たちの泊まるホテルの名前を言ったところ、車に乗せてくれてホテルまで送り届けてくれたのである。まさに仏に会った思いであった。