TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「新型コロナウイルス感染力―皮膚上で9時間」の記事を読んで思うこと

 新型コロナウイルスの感染拡大が起こってきてから外出先から帰宅したあ丁寧に手洗いと嗽を励行している。一方、国内で緊急事態宣言が解除されて以降、8月頃から小さな旅や外での食事を再開している。特に、外食産業は本当に危機に瀕している。私が通っている大学病院の院内食堂も閉鎖となった。家の近くの華や与平ととういうファミレスも9月17日に閉鎖された。顧客が減って経営が成り立たなくなったようだ。

 今日(2020年10月12日)の夕刊に、標題「新型コロナウイルス感染力―皮膚上で9時間」という見出しの記事が載っていた。興味を惹かれたので、記憶と記録のために引用しながら纏めておきたい。
 <新型コロナウイルスが人の皮膚にくっついた場合、9時間程度は感染力を維持できると京都府医大の研究チームが発表した。インフルエンザウイルスと比べて5倍ほどの「寿命」だったという。ウイルスがついた手で目や口、鼻をさわることで接触感染するのを避けるために、手指消毒が大切だと指摘している。新型コロナウイルスは、プラスチックや金属の表面で、2,3日は感染力を保つという実験結果がある。ただ、人の皮膚の表面についたときにどれほどの「寿命」があるかは分かっていなかった。>
 (これは野中良祐さんの署名記事だ。)

 上掲は興味深い記事だ。人の皮膚の上で9時間も生きているのなら念入りな手洗いを励行する必要があると痛感した。この記事の下に、シドニーからの外信の記事(コグレ哲夫さん)が載っていた。これも興味深いので纏めておく。
 <ガラスの表面などに付いた新型コロナウイルスは28日以上も生存する可能性がある、とオーストラリア政府系の研究機関が10月12日に発表した。世界保健機構(WHO)の、「最長72時間生存する」との見解よりも大幅に長い結果で、「まめな手洗いと表面の拭き取りが大切だ」としている。・・・・・豪連邦科学産業研究機構(CSIRO)が、ガラス、ビニール、ステンレススチール、紙幣、木綿の布の上に、新型コロナウイルスを含んだ人工の粘液を載せ、湿度50%、紫外線の影響がない暗室で生存期間を調べた。その結果、気温20度なら、木綿以外の表面には、いずれも28日後でも生存しているウイルスがあった。木綿では14日目までにウイルスは生存しなくなった。気温が高くなると生存期間は短くなった。・・・・・研究では一方で、主な感染経路は、せきや会話などで飛び散る唾液や、空気中のウイルスを含む微粒子(エアロゾル)を吸い込むことだと触れている。>

 以上は、興味深い記事だ。気温20度では28日以上も生存する可能性があるとは驚きだ。気温が30度以上と高くなると生存期間が短いとのことだが、逆にこれから冬に向かう折から気温10度やマイナスになったらどうなるのだろうか?そちらの研究もして欲しい。最初、新型コロナウイルスの感染が出たのは真冬の武漢だったからウイルスは寒さには強いのではないだろうか?