『ライフスパン 老いなき世界』、著者はデビッド・A・シンクレア(ハーバード大学医学大学院遺伝学教授)とマシュー・D・ラブラントの二人だ。日本語版は梶山あゆみさんの翻訳である。新聞の広告には、「老いなき世界」「老化は治療できる病だ」「わたし達が・・・・ 」と書いてある。
「老化は治療できる病だ」というのは驚きだ。本当だろうか? 老化は遅らせることは出来るかもしれないが、「治療する」というのはないだろうと思う。いずれにせよ、近いうちに手に入れて読んでみたい。その日のために記憶と記録のために目次を書いておきたい。
はじめに―いつまでも若々しくありたいという願い
第1部 私たちに何を知っているのか(過去)
第2部 老化の唯一の原因―原初のサバイバル回路
生命の誕生
生殖か、修復か―新しい環境を生き残るための仕組み
老化の原因に注目すべき理由
なぜに生物に寿命があるのか
老化を説明する統合理論の確立に向けた努力
遺伝子変異が老化の原因ではない証拠
老化の唯一の原因は存在しないという玉虫色の見解
私の考える「老化の情報理論」―老化とはエピのゲノム情報の喪失である
以上、概要の目次を記録した。本の感想は読んでから記す。