TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

本日、墓地の移転を完了した

 お墓の移転をした。正式に言うとお借りしている都立霊園の施設変更を完了した。
 これまでのお墓は府中市多磨霊園24区1種38側にある12平米くらいの立派な墓地であった。この墓地は私の義母が叔父から引き継いだもので、それをさらに義息子の私が承継した。義父が亡くなって平成10(1998)年7月に墓石を私の名義で建立した。義母が平成27(2015)年に逝去した。平成30(2018)年に義母をこの墓地に埋葬した。
 爾来、この墓地をどのように承継するかを考えてきた。三人の娘たちは何れも他家へ嫁し別姓となった。結局、継承者がえられずに東京都への返還を決断した。返還に際して都立小平霊園共同墓地への施設変更制度を利用した。かくして、本日、小平霊園合葬埋葬施設へのお骨の移転を完了した。
 この合葬埋葬施設は、小平霊園樹林地内に平成10年に1号基が建設され、平成20年にその隣に2号基が建設された。この施設は一つのお墓に多くの遺骨を埋葬するという新しい形態の墓地である。東京都が使用者に代わり遺骨をお守りしていく制度とのことである。
 私が使用者として施設変更したので、本人及び配偶者も、将来、合葬埋蔵施設に埋蔵する予約ができるというので、その申し込みも完了した。将来的に使用料及び管理料もかからない。世知辛い現生にあって誠に有難い制度である。石製墓誌(合同)に名前も刻むことができるというので、叔父家族三名、両親二名に加えて私たち夫婦二名、合計七名の刻名を申し込んできた一人8000円なので5万6000円を支払った。かくして、本日、墓移転が完了した。群馬県の片田舎(入野村)を19歳の3月に出てから54年の歳月が経過した。感無量である。