新型コロナウイルス国内感染者が、10月中には10万人を超えるのではないかと予測していた。予測より2日も早く、2020年10月29日に、新たに809人の感染が確認され、累計10万人を超えた。新聞報道（10月30日）によれば、29日夜までに確認された死者数は1761人となった。今年の1月15日に、初の感染者が確認されてから９カ月余りで10万人を超えた。重症化率や致死率は春先より下がったものの、新規感染者は数は10月以降、微増の傾向が続いている。
感染者数の推移をみると、3月末から5月に「第１波」、6月末以降に「第2波」に見舞われている。都道府県別では、東京都で3万人を越え、大阪府が1万2千人、神奈川県が8000人に上り、大都市や周辺で感染の増加が目立つ。
厚生労働省によると、28日時点で、年代別では20代と30代の感染者が45％を占めた。若者は無症状が多い一方で、高齢者になるほど重症化リスクが高くなる傾向は変わらない。（以上は、10月30日付 朝日新聞朝刊よりまとめた。）
一方、世界の感染者数は、4449万5972人を数える。ヨーロッパでは感染拡大が増加しており、フランスでは再び外出禁止令が出された。まだ、新型コロナウイルス感染は予断を許さない。
記憶と記録のために、今回も新型コロナウイルス感染の状況に触れた。
