TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

立松和平『道元という生き方』を読み始めた

 立松和平さんが亡くなって10年になると知った。立松さんは1947年12月生まれなので、1947年1月生まれの私よりも一つ若い。立松さんは2010年2月頃に突然亡くなった。まさに突然のように思えた。今から10年前になる。まだ62歳だった。『遠雷』を読んで新鮮な読後感を感じた。早稲田大学政経を出て、出版社に入りたかったが何処も受からず、仕方なしに出身地の宇都宮市役所の公務員として働いていた。働きながら小説を書いて作家になったのだ。『遠雷』の主人公は栃木の田舎のトマト農家の青年だったと思う。『遠雷』で第2回野間文芸新人賞を受賞して作家に転身した。そのほか、日本だけでなく世界の各地を頻繁に旅する行動力が売り物だった。さらに、テレビの紀行番組等にもよく出ていて、独特な栃木弁でボソボソした語りが面白くて好きな作家だった。
 この立松さんの『道元という生き方』(文芸春秋社)を稲城図書館で見つけて、読み始めた。

(更新予定)