TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

緑と道の美術展in黒川2020

「緑と道の美術展in黒川2020」が今年も、11月1日~11月30日(月)の期間で始まった。今回で何回目になるのだろうか?過去三回(2018、2019,2020)は見に行っている。もしかしたら、初回は2016年とすると5回目かもしれない。この美術展は、私の住んでいる川崎市麻生区黒川、はるひ野地域で開催されている野外美術展覧会である。主催は黒川緑地管理協議会、アトリエイズミとなっている。地元に近い多摩美術大学、和光大が大学などの方も参加しているのかもしれない。展示会場は、小田急多摩線はるひ野駅南口から、黒川海道緑地や横峯湿地公園、横山の道を経て多摩線黒川駅南口坂下にある南黒川第2公園に至る里山の道(4~6キロ)位の行程である。

 私の住んでいるはるひ野2丁目はちょうど中ほどの黒川海道緑地から近い陽だまり公園脇なので毎日の散歩コースと重なっている。今回も既に、開催日まの10月30日、11月1日、2日と散歩しながら美術展鑑賞を楽しんできた。

「神奈川県川崎市西部に位置する黒川地区は多摩丘陵の豊かな自然を残している。里山の風景には田畑が広がり、そこには代々受け継がれてきた人々の生活や、田よな動植物の生態系が維持されている。その一方でニュータウンや学校、都心へ繋がる鉄道など住環境の整備が進められた近代的な一面も持ち合わせている。
 里山とは、長い時間をかけて人々が自然と寄り添いながらつくりあげてきた自然環境である。黒川地域は2015年に環境省の「生物多様性保全上重要な里山」(500か所)に指定された。こうした土地のストーリーや風景はアーティストたちの表現の源となり、黒川ならえはのアート空間を作り上げている。」
 (「緑と道の美術展in黒川の開催について」パンフレットから引用、一部改変)

「とんだ所に引っ越してきてしまった」。私の同伴者の妻は嘆くことしきりである。たしかにケーキ屋はもちろん、駅前にあるものと思っていたラーメンや一つないのである。駅近のファミリーレストランの華屋与平も折からの新型コロナ不況で閉店となった。聞くところによると、7年くらい前に小田急多摩線の新駅「はるひ野」ができたが、環境劣化を防ぐために駅前に飲食店等の出店が禁止されているらしい。駅前の建物にあるのはローソンというコンビニだけである。駅に横浜銀行のATMがあるだけで近くには銀行一つない。食料品と薬局を兼ねたスーパーマーケットはあるので生活には困らない。しかし何かの人間臭さの潤いがないのである。その代り今回紹介した「アートプロジェクト」が恒例となった。なにをもってベストとするか悩むところである。
 本日は、記憶と記録のために「緑と道の美術展in黒川2020」を取り上げた。