TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

モデルナワクチンー日本国内で治験を開始

 新型コロナウイルスワクチンに関して、日本政府供給の基本契約をしているのは、やはり、ファイザー、モデルナ、アステラゼネカの三社とである。ただ、治験の状況はバラツキがあるので、ファイザー製薬のものが先行している。

 ■モデルナ製■
 武田薬品工業は、1月21日に、米バイオ企業モデルナが開発した新型コロナウイルスワクチンの国内での治験を始めたと発表した。治験には、20歳以上の200人が参加する。武田は遅くとも、5月までに厚労省からの承認を目指すとしている。政府は、モデルナと武田との間で、6月までに4千万回分、その後9月までに、1千万回分の供給を受ける契約を結んでいる。
 ファイザー製■
 ファイザーは、昨年12月に、国内で初めてコロナワクチンの承認を申請した。昨年10月から実施している国内での治験データを2月までにまとめ、厚労省に提出する予定だ。政府は、1月20日ファイザーと年内に1億4400万回分の供給契約を結んだと発表した。政府は2月中に接種を始めたい考えだ。
 アストラゼネカ
 アストラゼネカも昨年8月に国内治験を始めた。政府とは、1億2千万回分の供給契約を結んでいる。このうちの、3千万回分(1,500万人分)は、3月までに供給する予定だ。準備ができた段階で厚労省に承認申請する方針だ。
 (2,021年1月22日 朝日新聞 江口英佑、真海喬生の記事より)

 以上のをみると、ファイザーのワクチンが早い。だが、いずれも拙速感は否めない、大丈夫なのだろうか?