TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

本が友だちー『短歌の友人』を読みはじめた

『短歌の友人』をリクエストしたら稲城中央図書館にあったので借りてきた。

 早速、第1章の短歌の感触から読みはじめた。「びっくり短歌」という件にこういう歌があった。

「女子トイレをはみ出している行列のしっぽがかなりせつなくて見る」(斉藤斎藤

 これについて、穂村さんのコメントはこうだ。
 <やはり、何度もめにしていながら、誰もが歌にしようとは思わなかった光景が詠われている。前述の悲しみに対して、ここに見られるのは「今」のせつなさである。「しっぽ」という表現が「行列」全体をひとつの生き物のように感じさせる効果を上げている。>

 斉藤斎藤さんという方は若手の歌人らしい。昨年末から短歌の本や雑誌を読みだしてから、よく目にする。本名だと聞いて驚いた。親はどういう意図で名付けたのだろうか?触発されてこんな歌もどきをを考えてみた。

 「斉藤姓(せ)斎藤名(めい)の歌人あり我が旧姓は齋藤なりし」

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 斉藤姓(せ)斎藤(めい)の歌人おり元齋藤の僕は驚愕(びっくり)