TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

筋肉注射って知ってる?―新型コロナウイルワクチンのこと

 注射って、チクってして誰でもあまり好きでないよね。普通の予防注射などは皮下注射が多い。昨日から日本でも始まった新型コロナウイルスワクチンの注射は筋肉注射である。そこで、今日の記事(朝日新聞朝刊 2021年2月18日)から概要を纏める。
 ■筋肉注射とは-局所反応少なめ・海外では主流■
 ファイザー社製のワクチンは筋肉注射で接種する。日本では、皮下注射が一般的で、筋肉注射はなじみが薄い。一時的に腫れたり痛んだりする「局所反応」が比較的少なく、効果は同等か高めとされる。日本の予防接種では、皮下の下にありゅ脂肪などの層にまで斜めに針を刺す皮下注射が一般的だ。一方、筋肉注射はさらに深く筋肉の層まで針を垂直に刺す。今回のワクチンの治験も筋肉注射で実施されている。日本でも接種もすべて筋肉注射となる。ファイザーのワクチンは、原液を体液に近い生理的食塩水で薄めて接種し、量もインフルエンザの場合よりも少ない0.3ミリリットルである。
 ■先行接種の2万人ー健康調査■
 新型コロナウイルスワクチンの接種が、日本国内でも2月17日から、医療従事者から始まった。一般への接種は、4月以降に高齢者からとなる。
 新型コロナウイルスのワクチンは国内外の治験では安全性に大きな問題点は見つかっていない。添付文書に記載された国内の治験結果によると、副反応は注射後の接種部位の痛みが79.3%、頭痛が44.0%(いずれも2回目の接種後)などである。海外の結果と大きな違いはないと判断され、承認された。接種後に重いアレルギー反応「アナフィラキシー」が起きることも報告されている。ワクチンの成分に含まれる「ポリエチレングリコール(PEG)」が原因の可能性が指摘されている。厚生労働省では、アナフィラキシーについて、接種後4時間までに起こった場合に医師から報告を求めることにしている。
 ワクチンの有害事象は、医療j機関や製造販売業者から、医薬品の審査をする医薬品医療機器総合機構(PMDA)に報告が上がり、報告された症状とワクチンに因果関係があるかどうかなどを調査する仕組みになっている。これに加え、国内で2月17日から始まった医療従事者4万人のうちで2万人に」ついて、厚生労働省が健康調査を実施する。
 (富田恍平、土肥修一、野口憲太さんらの署名記事からまとめた。)

<コメント〉先行する医療従事者へのコロナウイルスワクチンの接種後の結果が迅速にまとめられ公開されることが求められる。医療従事者は先行接種っだ。これも副反応の人体実験の役割と言えなくもないだろう。新型コロナウイルスワクチンが筋肉注射とは知らなかった。私が2006年に行ったC型肝炎ウイルスに対するPEGインターフェロン注射は、皮下注射だった。副反応が強くて途中で断念した記憶が生々しい。