TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

村山由佳さん『風よ あらしよ』が吉川英治文学賞を受賞

 気になっていながら読んでいない『風よ あらしよ」が、吉川英治文学賞に選ばれた。これは、大正時代の女性解放運動家の伊藤野枝を描いた評伝小説だ。瀬戸内寂聴さんの『美は乱調にあり』も伊藤野枝を描いたものだ。伊藤野枝を書いたものは他にもあるだろう。それだけ、魅力がある女性なのだろう。さて、今回の受賞に際して、村山由佳さんは、「怖いものがなくなった。もっと度肝を抜くようなものを書いてみたい」と話した、と新聞にでていた。いままで、村山由佳さんの本は、母親との軋轢を描いた初期の作品に興味を惹かれた。が、まだ何も読んでいない。梯久美子さんと共に、比較的若い女性の書き手に惹かれる。記憶と記録のために書いておく。