TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

変異株1ケ月前から4倍強-新型コロナウイルス感染の現況

 一昨日は腹部造影検査のため文京区本郷の東大病院に行ってきた。折しも、新型コロナウイルス感染拡大のため緊急事態宣言延長が首都四県で決まった。出来れば受診を先送りしたかったが、検査の変更はできないので予定通り受診した。昨年の4月7日、第一波の感染拡大防止のために緊急事態宣言が発令された直後にも同様に東大病院を受診した。その時は新宿駅構内の人波の少なさに驚いた。しかし、今回は新宿駅の人の流れはかなりの多さだ。新宿駅西口の広場にも特設の売り場が何事もなかったように展開されていた。
 ■COVID-19 変異株-21都道府県で計271人確認■
 厚生労働省は、3月10日、新型コロナウイルスの変異株ウイルスについて、3月9日時点で、全国21都道府県で271人の感染が確認されているとの調査結果をまとめた。この数字は、1ケ月前から4倍以上に増えてた。変異株は従来の株よりも感染力が強い可能性が指摘されており、厚労省は検査や行動歴の調査を強化している。
 国立感染症研究所などでゲノム解析して、変異株の種類が確定したものをまとめた。
 【新型コロナの変異株】
 ① 英国型:260人
 ② 南アフリカ型 8人
 ③ ブラジル型 3人

 地域別では次のようだ。大坂が最多で62人:すべて英国型。次いで埼玉が41人:英国型40人、ブラジル型1人。兵庫県38人:すべて英国型。新潟が32人:すべて英国型。神奈川が22人:英国型18人、南アフリカ型4人。京都が19人:すべて英国型。東京14人:すべて英国型と続く。これらの国内事例とは別に、空港検疫で74人(3月9日時点で)の変異株感染が確認されている。
 WHOの3月9日時点での報告書によると、英国型は111カ国、南アフリカ型は58カ国、ブラジル型は32カ国で確認されている。
 英国型のウイルㇲは、従来型に比べて感染力が1.36~1.75倍になっているとされる。
 国立感染症研究所が3月8日に公表した変異株のリスク評価報告では、英国型の感染大半に海外への渡航歴がなく、感染が持続している地域もあるとして、「諸外国と同様に英国型の占める割合が増加する可能性がある」としている。
 (2021年3月11日、朝日新聞朝刊、土肥修一、野口憲太さんの記事からまとめた)

<コメント>上記の状況をみると、新型コロナウイルスがあと2週間で収束にむかうとは思えない。私の住んでいる、神奈川県でも英国型が18人もでている。海外渡航歴の無い人にどのようにして感染するのだろうか。