TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

新型コロナ変異ウイルス 監視強化(厚労省)のこと

 新型コロナの変異株三種類(英国型、南アフリカ型、ブラジル型)は「N501Y」と呼ばれる変異を持ち感染力が強まると懸念されている。一方、N501Yの変異はないが、「E484K」と呼ばれる変異をもつタイプも確認されている。ワクチンなどで獲得した免疫の一部が十分に効かないおそれが指摘されていて、国内で394例(3月3日時点)が確認されている。
 こうした現状を踏まえ、厚労省は、現在は国立感染症研究所(感染研)で行われているゲノム解析を、大学や研究機関でも実施する。民間の検査機関への委託を進め、解析数を増やし、新たな変異株を早く見つけられるようにする。
 変異株に感染した患者のゲノム情報や症状などは国立国際医療研究センターと感染研が連携してデータベース化する。
 (2021年3月12日 朝日新聞朝刊、姫野直行さんの記事より)

 ■新型コロナウイルス関連の興味深い本■
 (1)『専門医が教える新型コロナ・感染症の本当の話』(国立国際医療研究センター感染症専門医 忽那賢志)幻冬舎新書
 著者の忽那さんは、第一線の臨床医だ。新型コロナの日本上陸直後から最前線で治療にあたっている。現場での経験と最新の科学データを基に、優しく解説しているらしい。「信頼できる確かな知識が命を守ります」と宣伝に書いてある。忽那さんは、名前から沖縄のひとだろうか。テレビで治療現場の声を話してくれていた。幻冬舎の編集者が、多忙な中で書かせたのではないだろうか。読んでみたい。

 (2)『コロナでわかった! ”日本医療”は病んでいる』(東海大名誉教授 田島知郎) 青朋堂

 チョット興味がある。日本の医療体制批判の本だろうか?田島先生、もうかなりのお歳になっているだろう。

 (3)『無病長寿の秘めた力』(廣海輝明著、白澤卓二監修) 青朋堂

 興味はあるが、チョットわからない本だ。「ウイルスにまけない!この免疫食をとりなさい!」と宣伝している。食事は身体の基礎作りになるが、免疫とは直接は関わりないだろう?