TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「こころ」(漱石)を読んだ

「こころ」は漱石の有名な小説だ。いちどは読んだことがあると思っていた。高橋源一郎さんの「日本文学盛衰史」に刺激されて読んでみた。なんて、重苦しい小説なんだろう。これが、朝日新聞の連載小説だなんて信じられない。こんな憂鬱な物語を、みんな必死によんだのだろうか。「先生と遺書」のなかの話を読むと逝き苦しくなってしまう。読んでみて、「こころ」は明治の文学ではなくて、いまにも通ずるのである。