TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

新型コロナウイルスワクチンー高齢者への接種が始まった

 高齢者への新型コロナウイルスワクチンの接種が、4月12日から始まった。当面はワクチンの量が限られ、全国で接種が本格するのは5月以降となる。各地で感染が再拡大するなか、接種が順調に進みいち早く効果が上がるかどうかは時間との勝負になりそうだ。
 ところで、わたしは4月13日に、5ヵ月振りに糖尿病代謝内科を受診した。当初は1月に予定されていたが、1月7日からの緊急事態宣言の発令を受けて先送りしたのだった。その折には電話で主治医に相談して最寄りの調剤薬極に処方箋をFAXしてもらった。久しぶりの受診だが、HbA1cは7.1であった。肝臓関連数値もAST26, ALT17であり基準値以内に入っていた。血小板数が、16.5から14.7に下がっていたが、次回には増えることを期待したい。

 糖尿病は、新型コロナウイルスに感染すると、重症化へのリスク要因とされる。受診の折に、主治医(30歳代)が「私たちも1回目のワクチンを接種しましたが、2回目は未だなんです。」と言っていた。「高齢者の接種も始まりましたが、私たちは5月中頃になるようです」というと、「菅さんの対応が遅いのでは」と言っていた。

 ■一般向けワクチンは未定
 今回、接種の対象となるのは65歳以上の高齢者3600万人。米国ファイザーのワクチンが使用され、3週間の間をわけて1人2回接種する。自治体によって、高齢者施設を優先したり、先着順にしたりやり方は異なる。6月末までに、高齢者向けの全てのワクチンを自治体に配送する予定とのことだ。
 ワクチンが全国の市区町村に届くのは4月26日の週からで本格化するのは大型連休明けとなるようだ。政府は、6月末までに約1億580万回を配送できるとの見通しを示す。
 医療従事者(約480万人)は、先行して2月17日から接種が始まった。厚生労働省によると、12日の時点で約169万回の接種を終え、うち2回目まで済ませたの約56万人。約ヵ月かけて、2回の接種を終えたのは医療従事者全体の1割超にとどまる。
 高齢者の次には、持病のある人(約1030万人)、高齢者施設などで働く人(約200万人)、60歳~64歳(約750万人」)が続く。一般向けは、最後になるが、現時点ではいずれも接種スケジュールのめどはたっていない。
 (上記は、坂本純也記者の記事から抜粋してまとめた。)

 ■接種後の注意点は
 いま国内で承認されているは、ファイザー社のワクチンだ。同社が発表した治験の中間報告によると、2回目の接種から1週間後~半年後について、新型コロナの発症を防ぐ効果が91%、重症化を防ぐ効果が95~100%だった。
 一方、副反応が疑われる接種後の症状は2回目の後に出ることが多いようだ。国内で2月から接種を受けた医療従事者のうち約2万人を対象とした報告では、37.5度以上の発熱は1回目3%に対して、2回目は38%。接種の翌日が最も多く、2回目の後の発熱の半数あまりは38度以上の高熱だった。倦怠感(だるさ)や頭痛も2回目の方が多い。
 ただし、高齢者はいまのところ、症状が発生する頻度が低い。65歳以上(479人)では、2回目の後の発熱は9%、全年齢を通して倦怠感は69%、頭痛は54%にみられたの対して、65歳以上では、それぞれ38%、20%だった。

 ■高齢者への接種ーここに注意(秋下雅弘、東大教授■
 (1)体調がすぐれないときには、無理に接種を受けない。
 (2)発熱などは1回目よりも、2回目に起き易い。
 (3)接種の当日、翌日は大事な予定をいれない(ゆっくり休む)。
 (4)当日の夜と翌朝に熱を測る。
 (5)熱が辛いときには解熱剤を飲んでもOK.(アセトアミノファン系)
 (6)不調が続くならば早めに受診をする。
 ■厚労省コロナワクチンコールセンター
 電話:0120ー761770
 受け付け:9時~21時